2023年7月11日

【2023年】響12年の買取相場!高く売る方法や買取サービスを紹介

響12年 買取

響12年は、SWSC2012にて最優秀金賞受賞など数多くの賞を獲得した経歴を持つサントリーで製造・販売しているジャパニーズウイスキーです。

 

響発売から20年を記念して2009年に、日本国内とヨーロッパで同時発売されました。

 

現在は既に終売となっているため買取市場では、高値で取引されています。

 

今回は、響12年の人気の理由と現在の買取市場における価値について解説します。

 

響12年の特徴

 

酒齢12年以上のモルト原酒を吟味し、これに相応しい複数タイプの12年以上の円熱グレーン原酒をブレンドしています。

 

原酒は、京都、山梨、愛知の各蒸留所で造られます。

 

京都の山崎蒸留所では雅な香りのモルト原酒、山梨の白州蒸留所では軽快でまろやかなモルト原酒、愛知の知多蒸留所味では基本となるグレーン原酒がそれぞれ造られています。

 

梅酒を貯蔵した樽で熟成させた「梅酒樽熟成モルト原酒・超高酒齢原酒をアク田セントに、多彩なグレーンとバランスよくブレンドされており、サントリーウイスキーの特長である甘く華やかな香味をより一層引き立ちます。

 

さらに30年を超える長期熟成モルトを加えることで、味わいに厚みと熟成感をもたせています。

 

はじめに、パイナップル・プラム・ラズベリーを想わせる香りが広がり、続いて蜂蜜やカスタードクリームのような甘い香りが広がります。

 

口に含むと、ソフトで柔らかな甘みを感じ、ジャパニーズウイスキーならではのマイルドでスムーズな味わいが印象的です。

 

余韻には軽い酸味やスパイシーな香りが楽しめます。

 

しかし響12年は、ウイスキーの原料となる原酒不足が理由で、2015年11月に終売しています。

 

終売となってしまった今、ジャパニーズウイスキーの人気に加えて希少価値が上がり、価格は高騰しており、貴重な商品となっています。

 

響12年の価格推移

 

響12年はもともと希望小売価格5,000円(税別)で販売されていましたが、2015年4月1日に価格改定されて6,000円(税別)になりました。

 

終売後は、希少価値が高まり、価格は高騰しています。

 

2023年6月現在のAmazon価格は86,000円程で販売されています。

 

響12年の種類と買取相場

 

響12年のスタンダードな商品は響12年(700ml)です。

 

その他にも、記念ボトルや限定ボトルなどが発売されています。

 

※下記は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。

※市場状況や在庫状況により買取価格が変動する場合があります。

※買取相場の価格は未開封・未使用品を想定しています。

 

響12年(700ml)

 

響のスタンダード商品であり、「響ジャパニーズハーモニー」が販売されるまでは、熟成年数が一番短くエントリーモデルとして販売されていました。

 

現在は終売しています。

 

買取相場は25,000円~30,000円程です。

 

響12年(500ml)

 

サントリー創業90周年を記念して作られた商品です。

 

販売されていた当時は入手しやすい価格でしたが、現在はプレミアが付き価格は上昇しています。

 

響12年ミニボトル(50ml)

 

一般販売もされていたミニサイズの響12年です。

 

基本的にミニボトルは容量の少なさから安価での買取となる場合が多いのですが、響のミニボトルは購入時の金額以上で買取価格となる場合もあります。

 

響12年意匠カートン

 

2013年に限定発売された商品です。

 

ボトル自体は通常の響12年と同じですが、箱が金蒔絵を模したデザインとなっており、美しい金色と白鷺が描かれています。

 

通常の響12年と比べ、高額での買取になります。

 

響12年サンドリアス優勝記念ボトル

 

サントリーのラグビーチームであるサンゴリアスが優勝した記念に関係者に配布されたとされる限定ボトルです。

 

通常の響12年と比べて流通量は非常に少なく、高額買取になります。

 

響12年の受賞歴

 

響12年は世界的に権威を誇るコンペティションで数々の賞を受賞しています。

 

以下に、響12年の受賞歴をまとめました。

 

2010年 ISC 金賞受賞

2010年 SWSC 金賞受賞

2012年 SWSC 最優秀金賞受賞

2013年 ISC 金賞受賞

2014年 SWSC 最優秀金賞受賞

2015年 ISC 金賞受賞

 

響12年の買取価格が高騰している理由

 

響12年は当時6,000円程で買えるウイスキーでしたが、終売後は価格が高騰しています。

 

なぜ響12年はここまで高額な価格で取引されているのでしょうか。

 

ここでは、響12年が高額になる理由を紹介していきます。

 

生産終了

 

世界的に権威ある賞の受賞歴もあるほど好評だった響12年ですが、ウイスキーの原料となる原酒不足により2015年をもって生産終了となっています。

 

当時は6,000円で販売されていましたが、終売後は価格が上がり、なかなか手に入れることが難しいウイスキーとなっています。

 

ジャパニーズウイスキーの人気が高まっている

 

2001年に開催されたベスト・オブ・ザ・ベストにおいてジャパニーズウィスキーが1位と2位を受賞したのを皮切りに、さまざまな銘柄のジャパニーズウイスキーが国際的なコンペティションで数々の賞を受賞していきました。

 

今ではジャパニーズウイスキーは、世界5大ウイスキーの一つに数えられるほどになっています。

 

それまでは人気が低迷していたジャパニーズウイスキーですが、一過性のブームではなく今では海外での評価も高く、不動の人気を誇っています。

 

ドラマの影響によるジャパニーズウイスキーブーム

 

2014年から2015年にかけて、ニッカウヰスキーの創始者竹鶴政孝氏がモデルとなったNHKの連続テレビ小説「マッサン」 が放映され、竹鶴だけでなく、ジャパニーズウイスキー全体の注目を集める出来事となりました。

 

このことにより、海外だけでなく国内でのジャパニーズウイスキーブームが起き、今もその人気は続いています。

 

数々の受賞歴

 

響12年はISCやSWSCといった世界的に権威あるコンペティションで、最優秀金賞、金賞を何度も受賞しています。

 

この受賞歴から見ても、世界的に認められたウイスキーであることがわかります。

 

響12年の買取業者を選ぶポイント

 

響12年を買取に出そうと思ったとき、どの買取業者に依頼するのが良いのでしょうか。

 

ここでは響12年を安心して買取に出すために、買取業者を選ぶポイントを紹介します。

 

インターネットや電話で買取依頼を受け付けている

 

買取サービスの利用というと、買取店に売りたい品物を持ち込んで買取してもらうという形を想像する方が多いかと思います。

 

しかし実際には、お酒を専門に取り扱っている買取店も存在しますが、数が少ないのが現状です。

 

近くに店舗がない場合は、遠くの店舗までウイスキーを持ち運ばなければいけないので、時間と手間がかかります。

 

また、ウイスキーはガラスや陶器のボトルに入っているので、遠距離を持ち運んでいる際にボトルが割れたり、ヒビが入ったりしてしまっては大変です。

 

そこでおすすめするのが、インターネットや電話で買取依頼を受け付けている買取業者です。

 

全国規模で買取サービスを展開しているような大規模な買取業者では、インターネットや電話で受け付けていることが多いです。

 

全国どこからでも利用でき、ウイスキーを店舗まで持ち運ぶ必要がないというのがメリットです。

 

お酒の買取実績が豊富

 

大規模な買取業者はさまざまな買取品目を取り扱っていることが多く、お酒に特化している業者は多くありません。

 

そのため、買取業者によって得意とする品物が異なります。

 

響の本来の価値を正確に見極めてもらうためには、お酒の買取を得意とした買取業者に査定を依頼したいところです。

 

気になる買取業者があったら、事前にホームページなどを見て、お酒の買取実績が豊富かどうかを確認しておくことをおすすめします。

 

手数料・キャンセル料が無料

 

買取業者によっては査定料やキャンセル料などの手数料がかかる場合があります。

 

せっかく価値の高い響を売っても、手数料が引かれてしまっては実際に受け取れる買取金額が減ってしまいます。

 

また、査定だけしてもらいたい場合に、手数料を取られてしまうと気軽に利用することができません。

 

買取業者に依頼する前に、査定やキャンセルの際に手数料が発生するかどうかを確認しておきましょう。

 

響12年を高く売るコツ

 

響12年を売る際に、できるだけ高く売るために行うといいことを紹介します。

 

未開封で付属品が揃っている状態

 

一度開封してしまうと価値が下がってしまいます。

 

開封済みのお酒は買取できないケースが多いため、売却予定のあるお酒は、開封せずに保管しておきましょう。

 

また、箱や説明書などの付属品が付いている場合は、付属品があるかないかで買取価格が変わることがあるため保管しておきましょう。

 

特に希少性の高いお酒や限定品には、付属品が付いていることが多く、付属品がすべて揃っていると高額買取が期待できます。

 

売却前に綺麗にしておく

 

響の商品は白いラベルを使用している事が多く、年数が経過するにつれ、汚れてしまいやすいです。

 

多少であれば問題ありませんが、ダメージが多い場合は減額対象になります。

 

売る前に瓶やホコリを払い、汚れを拭いておいたりなど、簡単にクリーニングしておきましょう。

 

しかし、やりすぎると傷が付いてしまうこともあるので、ほどほどにできる範囲で綺麗にするのがベストです。

 

適切な保管方法で保管する

 

お酒は温度や湿度によって味や風味が変わるため、そのお酒に合った適切な保管方法で保管しておく必要があります。

 

商品の状態は買取価格に大きく影響するため、保管方法を気にしたことがなかったという人はお酒の管理方法を見直しましょう。

 

まとめて売る

 

買取に出すお酒を複数所持している場合は、まとめて売る方が買取価格が上がる可能性が高くなります。

 

写真を加工したりしない

 

写真査定の際、綺麗に見せるために写真をアプリで加工したりする人がいますが、それはよくありません。

 

写真が綺麗でも、実物と違うと最終的な買取価格が下がってしまいます。

 

あくまでもありのままの状態がわかる写真を送るようにしましょう。

 

買取価格の理由を説明してもらう

 

買取価格が相場より低いなど納得のいかない場合は、その買取価格になった理由を説明してもらいましょう。

 

傷の状態による減額などが明確であったり、商品の相場の話をしっかりしてくれる査定士を選ぶことも大切です。

 

複数の業者と比較する

 

響12年を売るときは2社以上の業者に見積もりを取りましょう。

 

査定結果を比較し、最も高く買い取ってくれる業者を選ぶようにします。

 

ウイスキーなどの酒類は専門性が高く、製造年数、在庫状況、品質など、多くの要素を適切に見なければ響12年の本来の買取相場はわかりません。

 

相場がわからなければ、本来はもっと高く売れたはずなのに、損をしてしまうケースもあります。

 

特定の銘柄の買取に強い業者、まとめ売りに強い業者など、業者によって得意とするジャンルがあります。

 

また、キャンペーンの内容や期間限定で買取率をアップしているなど、お得な情報がないかも調べてみるとよいでしょう。

 

まとめ

 

世界的に権威ある賞の受賞歴もあるほど好評だった響12年ですが、ウイスキーの原料となる原酒不足により2015年をもって生産終了となっています。

 

すでに販売が終了している響12年の希少価値は高くなっており、当時の数倍の価格で取引されています。

 

また、ボトルによっても買取価格は異なり、限定ボトルや意匠ボトルのシリーズは高値で買い取られます。

 

響12年を高く売るためには、相場を知ることや保存状態など、いくつかのポイントを押さえておかなければなりません。

 

さらに重要なのは、響12年の価値を正しく評価できる業者へ売却することです。

 

また、響12年で資産運用できることはご存知ですか?

 

Wgainではウイスキーを買い取るのではなく、価値のあるヴィンテージウイスキーで資産運用ができる日本初のプラットフォームを運営しています。

 

お客様が所持しているウイスキーもしくは当社が出品するウイスキーの所有権を購入していただき、売却することで資産運用ができます。

 

ぜひウイスキーがお好きな方、資産運用に興味がある方はご検討ください。