2023年7月11日

【2023年】響35年の買取相場!高く売る方法や買取サービスを紹介

響35年 買取

響35年はサントリーから販売された限定品です。

 

響35年の商品は、1つではなく5種類程販売されています。

 

同じ響35年の商品でも九谷焼や有田焼などボトルの種類があり、買取価格も異なります。

 

いずれも製造数が少ないことから、希少性があり愛好家の中でも人気の高い銘柄となっています。

 

今回は、響35年の人気の理由と現在の買取市場における価値について解説します。

 

響35年の特徴

 

響35年はサントリーから限定で販売された商品です。

 

響35年の商品は、1つではなく5種類程販売されています。

 

中身のウイスキーは全て響35年になりますが、陶器がそれぞれ異なります。

 

一つ目は2002年に人間国宝で知られる十三代今泉今右衛門氏がデザインした陶器に入った響35年が販売されました。

 

次に、2007年に九谷焼、巨匠で知られる徳田八十吉氏が造形し、その精緻な技法を施して詰め焼き上げられた陶器の響35年が販売されました。

 

2012年十四代酒井田柿右衛門氏が造形した陶器の響35年販売されました。

 

以上の3種類は各150本限定で販売価格100万円で販売されました。

 

そして2016年には有田焼と九谷焼の2種類が同時販売されました。

 

有田焼と九谷焼の2種類で各150本限定、販売価格は70万円で販売されました。

 

響35年の価格推移

 

響35年の種類別、希望小売価格は以下の通りです。

 

限定品のためネット通販で売っていることはほぼないでしょう。

 

種類  希望小売価格(税抜)
十三代今泉今右衛門  100万円
徳田八十吉  100万円
十四代酒井田柿右衛門  100万円
有田焼  70万円
九谷焼  70万円

 

響35年の種類

 

響35年は5種類あり、陶器によって買取価格が異なることをお伝えしました。

 

限定品で製造数が極めて少ないことから、明確な買取相場をお伝えすることは難しいのですが、いずれも数百万円という高値で買取されていることは間違いないでしょう。

 

ここでは、それぞれの陶器の特徴を紹介します。

 

十三代今泉今右衛門作

古九谷写し<色絵牡丹蝶図筒形瓶>

 

十三代今右衛門氏が特別にデザインした六面取りの<色絵薄墨草花文洋酒瓶>に響35年を封じています。

 

日本人の生活を彩ってきた色絵磁器、中でも色鍋島は歴代の名匠による洗練された技の結晶として、つねに高く評価され、美術工芸品として愛されてきました。

 

人間国宝・十三代今泉今右衛門氏は、品格あふれる色鍋島の現代作家として名高く、その作品は国際的にも数々の受賞に輝いています。

 

瓶の底には「今右衛門」の刻印が刻まれ、桐箱に記した蓋書きと蓋裏の「十三代今右衛門」の落款が、十三代今右衛門氏の作品であることを証します。

 

三代徳田八十吉作

<耀彩瓶 碧陽>

 

ボトル「耀彩瓶 碧陽」は、九谷焼の巨匠、三代徳田八十吉氏が響35年のために特別に造型し、「耀彩」という三代八十吉氏独自の精緻な技法を施して焼き上げた色絵磁器です。

 

一瓶一瓶に八種類の特製釉薬を面相筆で塗って美しいグラデーションを出せるのは、世界でも三代八十吉氏のみがなせるユニークな技であり、まさに人間国宝、三代八十吉氏ならではの、神秘で奥深い輝きが夢幻の美をかもし出す仕上がりです。

 

桐箱に墨書された箱書きが、三代徳田八十吉氏の作品であることを証します。

 

十四代酒井田柿右衛門作

<濁手山つつじ文洋酒瓶>

 

日本の磁器発祥の地である佐賀県有田町で約400年もの伝統を誇る柿右衛門窯の当主、十四代酒井田柿右衛門氏が丹精こめて作成した器に、サントリー伝統の技を引き継ぐチーフブレンダー輿水精一が特別にブレンドした珠玉のウイスキーを満たした特別限定品です。

 

ボトルは十四代酒井田柿右衛門氏が響35年のために特別に想を練り、丹精こめて一瓶一瓶造形した洋酒瓶です。

 

「濁手(にごしで)」とは、柿右衛門窯特有の温かな乳白色の磁肌を表す言葉で、この濁手と、色絵、余白が柿右衛門様式の三大要素とされています。

 

「濁手山つつじ文洋酒瓶」には、「濁手」の乳白色の磁肌に、九重山麓でスケッチした山つつじが咲き匂うかのように描かれているほか、茶筅(ちゃせん)型の端正なフォルムの高台部分と首部分には、アクセントとして地紋が配されています。

 

初期有田 染付牡丹蝶図筒形瓶

 

400年前の有田に想いを馳せ、名門・岩尾對山窯の匠が「白き黄金」と称される気品溢れる初期有田の白磁を再現した作品です。

 

表面には白磁の美しさを際立たせるように、有田伝統の細やかな染付で華麗な牡丹と躍動感溢れる蝶が描かれています。

 

古九谷写し 色絵牡丹蝶図筒形瓶

 

九谷焼の伝統的な絵柄である「古九谷色絵亀甲牡丹蝶文」を模しています。

 

九谷銀泉窯の匠が生み出す鮮やかな五彩手の描画が魅力的な逸品です。

 

ボトルの肩周辺を埋め尽くす亀甲文、側面に描かれた大輪の牡丹と優美に舞う蝶が印象的です。

 

響35年の買取価格が高騰している理由

 

響35年は、各150本限定という希少で貴重なウイスキーなだけあって、数百万円という高値で買取が行われています。

 

ここでは、響35年が高額になる理由を紹介していきます。

 

35年以上の長期熟成

 

響35年は響シリーズの中で最も熟成期間が長いウイスキーです。

 

厳選した酒齢35年以上の希少な原酒のみでつくられているため、他の響と比べて香りが深く、貴重なプレミアムウイスキーとなっています。

 

他にはない希少価値の高さが、人気を集めている理由の一つといえるでしょう。

 

日本の伝統芸能とコラボしたボトル

 

響35年は、人間国宝で知られる十三代今泉今右衛門氏がデザインした「色絵薄墨草花文洋酒瓶」を始め、九谷焼の巨匠で知られる徳田八十吉氏が造形した「燿彩瓶 碧陽」、十四代酒井田柿右衛門が造形した「濁手山つつじ文洋酒瓶」などさまざまなボトルが販売されています。

 

響35年だけでも希少価値の高い貴重な品ですが、日本の伝統芸能とコラボしたボトル販売されたことで一層価値が高まり、他にない特別な存在となっています。

 

中身は全て響35年のウイスキーですが、ボトルがそれぞれ異なるため、国内外のコレクターから高い人気があります。

 

各150本限定の数量限定品

 

響35年は、各150本限定と製造数が少ないことから、希少性があり愛好家の中でも人気の高い銘柄となります。

 

発売当時でさえ希望小売価格70万円または100万円とかなりの高額でしたが、150本というかなり少ない販売数からウイスキーファンが集い、買いたくても買えなかった人が多くいたのでしょう。

 

響シリーズには「有田焼」や「九谷焼」などさまざまなボトルで数量限定販売されており、コレクター人気が非常に高いのが特徴です。

 

陶器ボトルにはプレミア価格が付くことも多く、中身が入っていない空ボトルだけでも売れるほどの人気があります。

 

味わいも見た目も日本らしさが感じられるウイスキーであり、国内外で評価されている商品でもあります。

 

響35年の買取業者を選ぶポイント

 

響35年を買取に出そうと思ったとき、どの買取業者に依頼するのが良いのでしょうか。

 

ここでは響35年を安心して買取に出すために、買取業者を選ぶポイントを紹介します。

 

インターネットや電話で買取依頼を受け付けている

 

買取サービスの利用というと、買取店に売りたい品物を持ち込んで買取してもらうという形を想像する方が多いかと思います。

 

しかし実際には、お酒を専門に取り扱っている買取店も存在しますが、数が少ないのが現状です。

 

近くに店舗がない場合は、遠くの店舗までウイスキーを持ち運ばなければいけないので、時間と手間がかかります。

 

また、ウイスキーはガラスや陶器のボトルに入っているので、遠距離を持ち運んでいる際にボトルが割れたり、ヒビが入ったりしてしまっては大変です。

 

そこでおすすめするのが、インターネットや電話で買取依頼を受け付けている買取業者です。

 

全国規模で買取サービスを展開しているような大規模な買取業者では、インターネットや電話で受け付けていることが多いです。

 

全国どこからでも利用でき、ウイスキーを店舗まで持ち運ぶ必要がないというのがメリットです。

 

お酒の買取実績が豊富

 

大規模な買取業者はさまざまな買取品目を取り扱っていることが多く、お酒に特化している業者は多くありません。

 

そのため、買取業者によって得意とする品物が異なります。

 

響35年の本来の価値を正確に見極めてもらうためには、お酒の買取を得意とした買取業者に査定を依頼したいところです。

 

気になる買取業者があったら、事前にホームページなどを見て、お酒の買取実績が豊富かどうかを確認しておくことをおすすめします。

 

手数料・キャンセル料が無料

 

買取業者によっては査定料やキャンセル料などの手数料がかかる場合があります。

 

せっかく価値の高い響35年を売っても、手数料が引かれてしまっては実際に受け取れる買取金額が減ってしまいます。

 

また、査定だけしてもらいたい場合に、手数料を取られてしまうと気軽に利用することができません。

 

買取業者に依頼する前に、査定やキャンセルの際に手数料が発生するかどうかを確認しておきましょう。

 

響35年を高く売るコツ

 

響35年を売る際に、できるだけ高く売るために行うといいことを紹介します。

 

未開封で付属品が揃っている状態

 

一度開封してしまうと価値が下がってしまいます。

 

開封済みのお酒は買取できないケースが多いため、売却予定のあるお酒は、開封せずに保管しておきましょう。

 

また、箱や説明書などの付属品が付いている場合は、付属品があるかないかで買取価格が変わることがあるため保管しておきましょう。

 

特に希少性の高いお酒や限定品には、付属品が付いていることが多く、付属品がすべて揃っていると高額買取が期待できます。

 

売却前に綺麗にしておく

 

響の商品は白いラベルを使用している事が多く、年数が経過するにつれ、汚れてしまいやすいです。

 

多少であれば問題ありませんが、ダメージが多い場合は減額対象になります。

 

売る前に瓶やホコリを払い、汚れを拭いておいたりなど、簡単にクリーニングしておきましょう。

 

しかし、やりすぎると傷が付いてしまうこともあるので、ほどほどにできる範囲で綺麗にするのがベストです。

 

適切な保管方法で保管する

 

お酒は温度や湿度によって味や風味が変わるため、そのお酒に合った適切な保管方法で保管しておく必要があります。

 

商品の状態は買取価格に大きく影響するため、保管方法を気にしたことがなかったという人はお酒の管理方法を見直しましょう。

 

まとめて売る

 

買取に出すお酒を複数所持している場合は、まとめて売る方が買取価格が上がる可能性が高くなります。

 

写真を加工したりしない

 

写真査定の際、綺麗に見せるために写真をアプリで加工したりする人がいますが、それはよくありません。

 

写真が綺麗でも、実物と違うと最終的な買取価格が下がってしまいます。

 

あくまでもありのままの状態がわかる写真を送るようにしましょう。

 

買取価格の理由を説明してもらう

 

買取価格が相場より低いなど納得のいかない場合は、その買取価格になった理由を説明してもらいましょう。

 

傷の状態による減額などが明確であったり、商品の相場の話をしっかりしてくれる査定士を選ぶことも大切です。

 

複数の業者と比較する

 

響35年を売るときは2社以上の業者に見積もりを取りましょう。

 

査定結果を比較し、最も高く買い取ってくれる業者を選ぶようにします。

 

ウイスキーなどの酒類は専門性が高く、製造年数、在庫状況、品質など、多くの要素を適切に見なければ響35年の本来の買取相場はわかりません。

 

相場がわからなければ、本来はもっと高く売れたはずなのに、損をしてしまうケースもあります。

 

特定の銘柄の買取に強い業者、まとめ売りに強い業者など、業者によって得意とするジャンルがあります。

 

また、キャンペーンの内容や期間限定で買取率をアップしているなど、お得な情報がないかも調べてみるとよいでしょう。

 

まとめ

 

響35年は、35年以上の長期熟成と、日本の伝統芸能とコラボしたボトル、各150本の数量限定であることにより希少価値が非常に高く、高額で取引されています。

 

希少価値が高く高額買取が期待できる響35年ですが、高く売るためには、相場を知ることや保存状態など、いくつかのポイントを押さえておかなければなりません。

 

さらに重要なのは、響35年の価値を正しく評価できる業者へ売却することです。

 

また、響35年で資産運用できることはご存知ですか?

 

Wgainではウイスキーを買い取るのではなく、価値のあるヴィンテージウイスキーで資産運用ができる日本初のプラットフォームを運営しています。

 

お客様が所持しているウイスキーもしくは当社が出品するウイスキーの所有権を購入していただき、売却することで資産運用ができます。

 

ぜひウイスキーがお好きな方、資産運用に興味がある方はご検討ください。