2023年7月24日
ウイスキーが更に美味しくなる!ウイスキー好きが貰って嬉しいおススメのおつまみのご紹介
目次
近年国産ウイスキーのブームにより、より一層盛り上がっているウイスキー業界。
私たち日本人にも「ジャパニーズウイスキー」という単語が馴染み深いものになってきました。
「ジャパニーズウイスキー」とは名前の通り日本で製造されたウイスキーの事で、
今では世界の5大ウイスキーとして、スコットランドの「スコッチウイスキー」、アイルランドの「アイリッシュウイスキー」、
カナダの「カナディアンウイスキー」、アメリカの「アメリカンウイスキー」と共に、世界的な人気を博しています。
そんな各国のウイスキーの特徴と、そのウイスキーに合うギフトにしやすいおつまみをご紹介していきます。
コクのある重厚感が持ち味のスコッチウイスキー
スコッチウイスキーはピート(泥炭)を使って作られる為、燻製の様なコクのある独特な香りが特徴です。
スコットランドには約130以上の蒸溜所があり、大規模なものから小規模なものまで様々です。
基本的には12年以上熟成されるものが多く、18年、30年と熟成が長くなるほど深みも増しますが、お値段も高くなります。
スコッチの主な原料は大麦で、この麦芽を使用し製造されます。
その他にもブレンデッドウイスキーの場合はトウモロコシやライ麦なども使用されることがあります。
その多様性からスコッチウイスキーからウイスキーを飲み初め、スコッチから抜け出せずにいる愛好家も多く、今でも尚多くの人々に愛されています。
スコッチウイスキーに合うおつまみは?
1.ハードチーズ
濃厚でコクのあるハードチーズは、スコッチウイスキーの風味を引き立てます。
パルミジャーノ・レッジャーノやエクストラシャープチェダーなどがおススメです。
2.チョコレート
チョコレートはスコッチウイスキーとの相性が良く、甘味と苦味が絶妙なバランスを生み出します。
カカオの比率が高いビターで苦味のあるチョコレートを少しずつ楽しみましょう。
3.ドライフルーツ
ドライフルーツはスコッチウイスキーとの組み合わせが良いおつまみです。
甘みの強いドライフルーツは風味が豊かで、ウイスキーの味わいを引き立てます。
4.ナッツ
アーモンドなどのナッツもスコッチウイスキーとの相性が良いです。
ローストされたものや、塩味がついたナッツを選ぶとより一層楽しめます。
5.ベーコンやハムなどの加工肉類
ベーコンやハムもスコッチウイスキーと相性抜群です。
燻製ハムやウィンナーなど旨味が強いものを選ぶと良いでしょう。
軽やかな口当たりと鼻に抜ける独特の香りがアイリッシュウイスキー
アイリッシュウイスキーは、アイルランドで生産されるウイスキーで、アイルランドもスコッチ同様多くの蒸留所が存在します。
アイリッシュウイスキーは、スコットランドのスコッチウイスキーとはまた異なる特徴を持ち、
一般的には、スコッチウイスキーがコクと深みのある味わいに対し、アイリッシュウイスキーは比較的軽やかで滑らかな味わいを持ちます。
アイリッシュウイスキーはシングルモルトやグレーンウイスキー、ブレンデッドウイスキーなど、さまざまなスタイルがあります。
一部の蒸留所ではトリプルディスティレーションという製法を用いています。
これにより滑らかなテイストが生み出されます。
アイリッシュウイスキーは、純粋にそのまま飲むだけでなく、カクテルのベースとしても広く利用され、
代表的なアイリッシュウイスキーカクテルとしては、アイリッシュウイスキーをベースに砂糖とコーヒー、生クリームを仕様した「アイリッシュコーヒー」があります。
比較的に熟成期間の短いものが多く、数万円で様々な種類を買い揃えることができるのも魅力です。
アイリッシュウイスキーに合うおつまみは?
1.チーズ
アイリッシュウイスキーの風味と相性の良いチーズを選んで盛り合わせましょう。
クリーミーなブリーチーズや、少し塩気のあるチェダーチーズがおすすめです。
2.スモークサーモン
スモーキーな風味とアイリッシュウイスキーの軽やかな味わいが相まって、美味しい組み合わせとなります。
スモークサーモンを薄くスライスして楽しんでみてください。
3.ナッツ
こちらもスコッチ同様おすすめです。
塩味が付いたものもおススメですが、アイリッシュウイスキーが軽やかな分、ハニーローストなど甘みのあるナッツもおススメです。
4.チキンやビーフステーキ
アイリッシュウイスキーのフルーティーな風味が脂身や肉独特の重たさをスッキリさせてくれます。
クセが少なく飲みやすいブレンデッドのカナディアンウイスキー
カナディアンウイスキーはカナダで製造されるウイスキーで、一般的にはスムーズな味わいが特徴です。
大麦から作られる麦芽を主成分とするスコッチウイスキーとは異なり、主に大麦、トウモロコシ、ライ麦を使用しています。
カナディアンウイスキーは、蒸留された後にオーク樽で熟成され、熟成期間は数年から数十年に渡るものまであります。
この熟成により、ウイスキーには樽材からの風味や香りが加わります。
カナディアンウイスキーの多くはブレンデッドウイスキーとして知られており、異なる原料をブレンドして作られることが一般的です。
カナダではシングルモルトウイスキーやシングルグレーンウイスキーも生産されていますが、ブレンデッドウイスキーが最も一般的なスタイルです。
あまり馴染みが無いかもしれませんが有名なカナディアンウイスキーブランドには、「カナディアンクラブ」、「クラウンローヤル」、「セブンクラウン」などがあります。
カナディアンウイスキーに合うおつまみは?
1.チーズ
カナディアンウイスキーとチーズは、お互いの風味を引き立て合う組み合わせなので、クラッカーやパンと一緒に楽しんでみてください。
2.メープルシロップ
カナダといえばメープルシロップです。メープル味のナッツはカナディアンウイスキーに合うおつまみの一つです。
甘さと風味のバランスが良く、ウイスキーの味わいを引き立てます。
3.シーフード
カナダの海側ではクラムチャウダーと合わせる事もあるようです。
クリーミーなスープとシーフードの風味がウイスキーと調和し、贅沢な味わいを楽しめます。
パンチのある飲み口で飲みごたえのあるアメリカンウイスキー
アメリカンウイスキーは、アメリカ合衆国で製造されるウイスキーの総称で、一般的にはバーボンウイスキーが有名かもしれません。
アメリカンウイスキーはさまざまなスタイルや製造方法がありますが、代表的なスタイルとして先程のバーボンウイスキー、ライ、テネシーウイスキーがあります。
アメリカンウイスキーで最も代表的な バーボンウイスキーは、トウモロコシを主原料にし、樽で熟成させます。
バーボンは一般的に甘く穏やかな風味で、バニラやキャラメルの風味が感じられます。
ライはライ麦を主成分とするウイスキーです。
スパイシーでピリッとした風味が特徴で、バーボンウイスキーよりも辛口なことが多いです。
テネシーウイスキーはテネシー州で生産される特別なスタイルのウイスキーで、有名な商品にジャックダニエルがあります。
テネシーウイスキーはバーボンと同様にトウモロコシを主原料にし、チャコールメロウィングと呼ばれる特殊な製法を用いています。
この製法によって、ウイスキーが滑らかでマイルドな味わいになります。
アメリカンウイスキーはそれぞれのスタイルに特徴がありますが、一般的にアメリカのウイスキーは辛口傾向が好きな愛好家には飲みやすいとされています。
さまざまなブランドや蒸留所があり、それぞれ異なる風味と個性を持っています。
アメリカンウイスキーに合うおつまみは?
1.ビーフジャーキー
バーボンの濃厚な風味とビーフジャーキーの肉感は相性抜群です。
スモークハムやベーコンなどをおつまみにすると、お互いの味わいを引き立てます。
2.バーベキューソース味
こちらは味付けになりますが、バーベキューソースがかかったリブやチキンウィング、ポークベリーなどのバーベキューフードは、
バーボンの辛味や甘みとスモーキーな風味と相性が良いです。
バーベキューソースの濃厚な味わいとバーボンとのコンビネーションを楽しめます。
スコッチウイスキーを源流に独自の進化を遂げたジャパニーズウイスキー
ジャパニーズウイスキーは、日本で製造されるウイスキーでスコットランドやアイルランドの伝統的なウイスキー製法を基に製造されておりますが、
独自の特徴や繊細で複雑な風味から世界的に評価されています。
日本のウイスキーはスコットランドからウイスキー製造技術が持ち込まれたことに始まります。
ジャパニーズウイスキーの大きな発展の1つに1923年、サントリー創業者でジャパニーズウイスキーの創始者の一人、
鳥井信治郎氏が日本初のモルトウイスキー蒸溜所「山崎蒸溜所」の建設に着手したことが挙げられます。
その後、他の蒸溜所が次々に設立され、日本のウイスキー業界は発展していきました。
ジャパニーズウイスキーの特徴の1つは、繊細な味わいとバランスの取れたフレーバーで、
日本のウイスキーは、スコッチウイスキーと同様にモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドして作られることが一般的です。
また独自の工夫や技術革新を取り入れています。
有名な日本のウイスキーには、サントリーの山崎、響、白州、そしてニッカの竹鶴、余市、宮城峡などがあります。
これらのブランドは、世界的に高い評価を受け、多くの賞を受賞しています。
ジャパニーズウイスキーは、その品質や個性的な味わいから、世界中で人気を博しています。
ウイスキー愛好家や世界中のコレクターにとっても注目される存在となっており、数年で手の届きにくいウイスキーとなりました。
ジャパニーズウイスキーに合うおつまみは?
1.焼き鳥
ジャパニーズウイスキーの芳醇な味わいと相性の良いのが、焼き鳥です。
特に、鶏ももやネギまなどのジューシーな部位がおすすめです。
タレをつけて焼かれた焼き鳥は、ウイスキーの香りを引き立てることでしょう。
2.海苔
ウイスキーの華やかな香りと、焼き海苔の香ばしさが絶妙にマッチします。
海苔の風味がウイスキーの味わいを引き締めます。
3.からあげ
CMでもお馴染みですがジャパニーズウイスキーの癖の無いのど越しは、からあげなどの揚げ物にも良くマッチします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?各地域により様々な特性があり、その土地で食べられる食品も様々です。
ギフトにしやすい食品も多く含まれていたと思いますので、お酒好きの友人やご家族のギフト選びの際や、ご自身でウイスキーを飲む際にも参考にしてみてください。
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