2023年7月19日

山崎の偽物に注意!本物と偽物の見分け方

山崎 偽物 見分け 方

近年ウイスキーの価格が高騰しており、ウイスキーを飲むために購入するのでなく、転売目的で売買する人も増えています。

 

山崎などの高額なウイスキーは偽物も出回っており、フリマアプリなどで個人から購入する際には偽物か本物かを見分ける知識も必要になります。

 

そこでこの記事では、山崎をはじめとしたウイスキーの偽物と本物の見分け方について解説していきます。

 

山崎の特徴

 

山崎はサントリーから1984年に発売され現在も人気が高い山崎蒸留所のウイスキーです。

 

近年人気が急上昇しているジャパニーズウイスキーを代表する銘柄といえます。

 

賞も受賞しており、国内のみならず世界的に注目されています。

 

山崎は、原料がモルト(大麦麦芽)100%のシングルモルトウイスキーに分類され、ホワイトオークやスパニッシュオーク、ミズナラなどの異なる熟成樽で寝かせて、味わいや風味に違いを持たせた原酒をブレンドしてつくられています。

 

現在つくられているのは「山崎」「山崎12年」「山崎18年」「山崎25年」の4種類ですが、今までには20種類を超える「山崎」商品が発売されており、廃盤担っている商品は高値で取引される傾向にあります。

 

山崎の買取価格が高騰している理由

 

サントリー山崎のウイスキーは1984年に日本で発売されて以来、濃厚な甘さと深みある味わいと芳醇な香りが特徴的な日本を代表するウイスキーです。

 

山崎は美味しく飲むだけでなく、価値が高いものとしても注目されています。

 

一体山崎の買取価格が高騰している理由は何なのでしょうか?

 

その理由は主に3つあります。

 

世界的な賞を受賞している

 

サントリー山崎は世界的に注目されているウイスキーで数々の賞も受賞しています。

 

2015年4月にはサンフランシスコのワールドスピリッツコンベクションで山崎18年・25年と白州18年が最優秀金賞を受賞しました。

 

同年に英国イギリスで開催されたインターナショナルスピリッツでは山崎ミズナラを含める11商品が金賞を受賞しました。

 

その影響により国内の山崎の商品を海外の人も購入するようになり、サントリー山崎商品は全体的に品薄傾向にあります。

 

熟成させるのに時間がかかる

 

また、ヴィンテージの高い商品は原酒を蒸留所の樽で寝かせる必要があるため、出荷が追いつかないのが現状です。

 

そのため、山崎商品は定価価格が上がっていますが、それでも購入したい人が多く、なかなか一般の酒屋には置いていません。

 

このように希少なことから、購入時よりも買取価格が上回る商品もあります。

 

投資目的で購入する人が増えている

 

ジャパニーズウイスキーが世界的な評価を受けた動きに伴い、日本の代表的なウイスキーである山崎の買取価格も上昇し続けています。

 

買取価格の上昇に伴い、投資目的で山崎を購入する人も増えており、山崎の需要が高くなっています。

 

特に限定でしか販売されない商品は、購入時の2〜5倍以上の買取価格になることも多いです。

 

山崎商品にも種類がありますが、2015年から価格の上昇していない商品はないといっても過言ではありません。

 

2015年以前に限定品で購入した商品などは定価の何倍もの買取価格になっていることも珍しくありません。

 

また、現在販売されているレギュラー商品の山崎18年などは日本各地で販売制限がかかり、入荷できない状況が続いており、プレミア価格が付いています。

 

山崎の偽物が出ている理由

 

山崎の限定品は、あまりの人気ぶりに偽物が出回る状態です。

 

中には、山崎の空瓶に異なるウイスキーを入れてボトルシールをかぶせるという非常に悪質な手口も行われています。

 

偽物に騙されないためには、正規店や信頼のおける販売店から購入するのが一番ですが、限定品などは販売終了しているものが多く、フリマアプリやオークションサイトなどから購入しなければいけないものもあるでしょう。

 

フリマアプリやオークションサイトなどで購入するときは、次の章で紹介する偽物の見分け方を見て、怪しくないか一旦考えてみてください。

 

山崎の偽物の見分け方

 

山崎の模造品は非常に巧妙な作りをしていて、正直この後紹介する見分け方で見ていただいても素人が見分けるのは難しいかもしれません。

 

ですが、偽物であるかを全く疑わずに買ってしまうわけにはいきませんので、複数のチェックポイントを見ながら偽物である可能性は高くないか見れるようにしましょう。

 

キャップ

 

偽物と本物のウイスキーを見分けるためには、まず第一にキャップに注目しましょう。

 

偽物のキャップは本物と微妙に異なっており、切れ込みの角度や縫い目の位置、刻印の場所や深さなどが違います。

 

キャップは、お酒の真贋鑑定では真っ先にチェックされる項目なので、覚えておきましょう。

 

シール

 

本物の山崎にはマイレージシールが貼ってあります。

 

基本的にはマイレージシールが貼ってあれば本物、なければ偽物の可能性が高いと判断できます。

 

しかし、マイレージシールが貼ってある空瓶に偽物の中身が入れ替えられている可能性もありますので、他の項目と合わせて確認する必要があります。

 

色味

 

本物のウイスキーは金色に近い色をしていますが、偽物のウイスキーは沈殿物があったり茶色で濁ったりしていることが多いです。

 

しかし、最近の偽物のウイスキーは非常にわかりにくくなっているので、素人には判断が難しいです。

 

そのため、確実に判断してもらいたい場合は、専門の鑑定士に依頼しましょう。

 

価格

 

相場より安すぎる価格で販売されているウイスキーには注意です。

 

また、空瓶を出品している出品者にも注意してください。

 

昨今ウイスキーの空瓶やフィルム付きのキャップを購入し、安いウイスキーを中に入れてフィルムを装着して新品に偽造する行為が行われています。

 

上記の出品者は複数の空瓶を購入し、偽造したうえで余った空瓶を売っていると憶測できます。

 

一点の出品のみで判断せず、全体の相場を確認しましょう。

 

購入場所が書いていない

 

酒店や百貨店などの店舗であれば信頼できますが、できれば店名も書いていると安心できます。

 

いただきものという記載もよく見られますが、高額で希少なものが贈られることってなかなかありませんし、いただいた高額商品をフリマに流すことも考えづらいのではないでしょうか。

 

本当にいただきものということもあるでしょうが、一旦疑った方がいいでしょう。

 

出品者の評価、過去の出品数

 

悪い評価が多い出品者はもちろん、過去の出品数が0という出品者も非常に怪しいです。

 

また、本人評価前かつ評価数が少ない、デフォルトアイコンのままの出品者も怪しいので気をつけましょう。

 

同様に過去の出品があまりに安く設定しているものばかりというのも怪しいです。

 

山崎の買取相場

 

山崎は希少価値が高い年代物であれば、100万円以上の値がついているものもあり、自宅で飲まずに保管していたウイスキーがいつの間にか高値がついているケースも少なくありません。

 

以下では、山崎の買取相場をご紹介します。

 

※下記は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。

※市場状況や在庫状況により買取価格が変動する場合があります。

※買取相場の価格は未開封・未使用品を想定しています。

 

山崎

 

「山崎」のメーカー希望小売価格は4,500円 となっており、買取相場は7,000円~9,000円です。

 

山崎12年

 

「山崎12年」のメーカー希望小売価格は20,000円~25,000円となっており、買取相場は時期によって変わりますが、市場での価値は高騰しています。

 

山崎18年

 

「山崎18年」のメーカー希望小売価格は32,000円となっており、買取相場は130,000円~240,000円です。

 

山崎25年

 

「山崎25年」は、1998年にサントリー創業100周年の記念商品として、販売が開始されたボトルです。

 

買取相場は1,200,000円~1,250,000円です。

 

まとめ

 

今回は、山崎の偽物と本物の見分け方について紹介しました。

 

山崎は高価買取が期待できますが、中には偽物も出回っているので十分に注意しておく必要があります。

 

さらに、売却するときは適切な買取業者を選ぶことも大切です。

 

Wgainでは、価値のあるヴィンテージウイスキーで資産運用ができる日本初のプラットフォームを運営していますので、ぜひウイスキーがお好きな方、資産運用に興味がある方はご検討ください。

 

お客様が所持しているウイスキーもしくはWgainが出品するウイスキーの所有権を購入していただき、売却することで資産運用ができます。