2023年7月12日

【2023年】山崎12年の買取相場!高く売る方法や買取サービスを紹介

山崎 12年 買取

日本の大手飲料メーカーであるサントリーは、ジャパニーズウイスキーの人気銘柄である「山崎」や「響」を製造していることでも広く知られています。

 

山崎は、高品質なお酒ということだけでなく、数々の賞を受賞しており、買取市場でも高い価値が付いています。

 

山崎には「山崎12年」「山崎18年」など熟成年数などによって製品の種類が分けられておりますが、今回はその一つの「山崎12年」に注目して、特徴や買取市場での価値などを深ぼっていきます。

 

山崎12年を売りたいと考えている方や、これから山崎12年を購入して資産価値にしたいと思っている方はぜひ参考にしてください。

 

山崎12年の特徴

 

ホワイトオーク樽熟成原酒由来の甘いバニラの香りと柿や桃の果実の香りが特徴的で、シェリー樽原酒とジャパニーズオークのミズナラ樽原酒が組み合わされています。

 

山崎12年はその完成度の高さから、世界的な賞も受賞しています。

 

世界的な酒類コンペティション「ISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)」では、「noble(高貴な)」という賛辞とともに日本初の金賞を受賞しています。

 

その後も「SWSC(サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション)」などにおいて、数々の賞を受賞している世界的に認められたウイスキーです。

 

山崎12年の種類

 

山崎12年には、700mlのサイズと50mlのミニボトルがあります。

 

現行品のラベルには「シングルモルト」と表記されていますが、2004年以前の山崎12年には「ピュアモルト」と表記されていました。

 

それぞれの特徴をみていきましょう。

 

山崎12年シングルモルト

 

現在販売されている山崎12年のラベルには、「シングルモルト」と表記されています。

 

シングルモルトとは、山崎蒸溜所で作られたモルト原酒のみを使用したウイスキーです。

 

蒸溜所の特徴が色濃く出るので、好みがはっきり分かれる面もあります。

 

山崎12年は、ラベルの左上にマークが付いているか付いていないかが査定額に大きく影響します。

 

現行品には、マークが付いていません。

 

1990年〜2004年に販売されていた山崎12年ピュアモルト

 

1990年から2004年にかけて販売された山崎12年は、ラベルに「ピュアモルト」と表記があります。

 

ピュアモルトと表記がある山崎12年は「旧ラベル」と呼ばれます。

 

ピュアモルトとは、モルト原酒をブレンドして飲みやすくしたウイスキーのことで、癖がなく、ウイスキー初心者でも挑戦しやすい味わいになっています。

 

内容量は現行品の700mlに対して750mlあります。

 

旧ラベルの山崎12年は、現行品の山崎12年よりも高く買い取ってもらえる可能性が高いです。

 

1990年以前に販売されていた山崎12年ピュアモルト

 

1990年以前に販売されていた山崎12年も、ラベルにピュアモルトの表記がある旧ラベルになります。

 

1990年以前に販売されていた山崎12年には、ラベルの左下に「特級」という表記があり、左上にかつてのサントリー社章だった「向獅子」のマークがあります。

 

向獅子の他にも、花のマークなど何種類かありますが、向獅子のマークが最も古く、特級の表記と合わせてさらに高額買取が期待できます。

 

山崎12年の価格推移

 

2022年4月に価格改定が行われ、現在の山崎12年の価格は、700mlが10,000円、50mlが880円となっています。

 

価格改訂前は、700mlが8,500円、50mlが730円でした。

 

価格改訂前と比べると18~21%値上がりした計算になり、このまま品薄状態が続けば今後も価格が上昇することが予想されます。

 

Amazonに出品されている山崎12年の価格を見てみると、2023年6月現在で27,646円となっています。

 

これは10年前に比べると4〜5倍に価格が高騰しています。

 

山崎12年の買取相場

 

ここでは、数多くのお酒の買取店から収集した買取価格をもとに、山崎12年の買取相場をご紹介します。

 

※下記は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。

※市場状況や在庫状況により買取価格が変動する場合があります。

※買取相場の価格は未開封・未使用品を想定しています。

 

山崎12年の買取相場は、20,000円~25,000円です。

 

山崎12年は品薄状態が続いているため、市場での価格は高騰しており、高い金額で買い取りされています。

 

ただし、山崎12年には「山崎12年の種類」で紹介したように、シングルモルトやピュアモルトなどいくつかの種類があり、その種類によっても買取価格は変わります。

 

また、箱等の付属品があるかないかも買取価格に影響します。

 

山崎12年が人気の理由

 

ここでは、山崎12年の特徴から、山崎12年の人気の理由について解説します。

 

日本を代表するシングルモルト

 

山崎12年は、山崎蒸溜所で作られたモルト原酒のみを使用したシングルモルトです。

 

世界的な賞も受賞しており、国内だけでなく世界中で人気の高いジャパニーズウイスキーとして名を馳せています。

 

繊細かつ複雑で深みのある味わい

 

繊細で上品な風味が、飲み飽きることのない深い味わいを作り出しています。

 

テイスティングノート

香り•••熟した柿、桃、バニラ

味•••奥行きのある甘味、厚みのある味わい

フィニッシュ•••甘いバニラ、樽香、心地よく長い余韻

 

山崎12年の買取相場が高い理由

 

山崎12年は保存状態がいいものであれば、定価よりも高く買取してもらえる可能性があります。

 

それまでは世界的に見ると無名だった日本製ウイスキーが、2000年代に入ってから数々の権威ある賞の最高賞や準最高賞を獲得していきました。

 

2003年に山崎12年がISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)というロンドンで開催される世界的な洋酒コンペティションのウイスキー部門で金賞を受賞しました。

 

それを皮切りに「山崎」は世界的なコンペティションで受賞を繰り返し、「山崎18年」に至ってはISCにおける最高賞「トロフィー」を含む述べ10回以上もの受賞歴を持ちます。

 

このようなことから山崎は世界的に人気が高く、買取市場における買取価格にも反映されています。

 

山崎12年の買取業者を選ぶポイント

 

山崎12年を買取に出そうと思ったとき、どの買取業者に依頼するのが良いのでしょうか。

 

ここでは山崎を安心して買取に出すために、買取業者を選ぶポイントを紹介します。

 

インターネットや電話で買取依頼を受け付けている

 

買取サービスの利用というと、買取店に売りたい品物を持ち込んで買取してもらうという形を想像する方が多いかと思います。

 

しかし実際には、お酒を専門に取り扱っている買取店も存在しますが、数が少ないのが現状です。

 

近くに店舗がない場合は、遠くの店舗までウイスキーを持ち運ばなければいけないので、時間と手間がかかります。

 

また、ウイスキーはガラスや陶器のボトルに入っているので、遠距離を持ち運んでいる際にボトルが割れたり、ヒビが入ったりしてしまっては大変です。

 

そこでおすすめするのが、インターネットや電話で買取依頼を受け付けている買取業者です。

 

全国規模で買取サービスを展開しているような大規模な買取業者では、インターネットや電話で受け付けていることが多いです。

 

全国どこからでも利用でき、ウイスキーを店舗まで持ち運ぶ必要がないというのがメリットです。

 

お酒の買取実績が豊富

 

大規模な買取業者はさまざまな買取品目を取り扱っていることが多く、お酒に特化している業者は多くありません。

 

そのため、買取業者によって得意とする品物が異なります。

 

山崎12年の本来の価値を正確に見極めてもらうためには、お酒の買取を得意とした買取業者に査定を依頼したいところです。

 

気になる買取業者があったら、事前にホームページなどを見て、お酒の買取実績が豊富かどうかを確認しておくことをおすすめします。

 

手数料・キャンセル料が無料

 

買取業者によっては査定料やキャンセル料などの手数料がかかる場合があります。

 

せっかく価値の高い山崎を売っても、手数料が引かれてしまっては実際に受け取れる買取金額が減ってしまいます。

 

また、査定だけしてもらいたい場合に、手数料を取られてしまうと気軽に利用することができません。

 

買取業者に依頼する前に、査定やキャンセルの際に手数料が発生するかどうかを確認しておきましょう。

 

山崎12年を高く売るコツ

 

山崎12年と一口に言っても、細かく分けると沢山の種類があります。

 

その中で高く売れる山崎12年の特徴を紹介していきたいと思います。

 

内容量

 

現在販売されている山崎12年の内容量は700mlですが、1990年代に販売されていたものは今よりも50ml多い750mlとなっています。

 

そのため内容量に750mlの記載がある山崎12年は、現行品よりも高い買取価格になります。

 

特級の表記がある

 

ラベルを正面から見た時の左下に「特級」の表記がある山崎12年は、現行品よりも2倍以上の買取価格で買い取ってもらえる可能性が高いです。

 

特級表記がある山崎12年は1990年以前に作られたもので、1990年以降に作られた山崎12年には特級の記載がありません。

 

そのため、特級の表記があれば、現行品よりも高額買取になります。

 

ラベルマークがある

 

ラベルを正面から見て左上にマークがあるかないかも買取において重要なポイントです。

 

現在販売されている山崎12年には、何もマークが付いていません。

 

しかし古い年代の山崎12年には、向獅子や花のマークが付いています。

 

マークの種類には何種類かあり、向獅子が最も古く高額買取になります。

 

ピュアモルトの表記

 

山崎12年のラベルの左上には、「SINGLE MALT」か「PURE MALT」の表記があります。

 

「PURE MALT」の記載がある方が古く、高額買取になります。

 

付属品が揃っている

 

山崎12年などのウイスキーは嗜好品として人気があるのはもちろんのこと、コレクターの間でも人気が高い商品です。

 

コレクターからすると、箱や説明書など、販売時に同梱されていた付属品もコレクションとして重要な意味を持ちます。

 

そのため、あるべき付属品が欠けている場合は、買取価格が下がってしまう可能性があります。

 

山崎12年などのウイスキーを買取に出す際は、付属品も一緒に査定に出しましょう。

 

保存状態の良し悪し

 

人気のウイスキーや希少性の高いウイスキーであっても、保存状態が悪いと高く買取してもらうのは難しいかもしれません。

 

ウイスキーの査定において保存状態は非常に重要です。

 

開封済み・ボトルにヒビや傷がある・ウイスキーの液面が下がっている・ウイスキーが変色しているなどの症状がある場合は、買取価格が下がってしまう可能性があります。

 

こういった事態を避けるために、ウイスキーの保管方法には気をつけて、購入時に付属している箱にしまったまま、冷暗所に保管しておくことをおすすめします。

 

また、ボトルやラベルの汚れも買取価格に影響することがあります。

 

簡単に落とせそうな汚れであれば、査定に出す前に綺麗にしておきましょう。

 

ただ、ラベルが剥がれたりボトルに傷がついてしまっては取り返しがつかないので、柔らかい布で拭く程度にとどめておきましょう。

 

名入りのウイスキーは買取不可になるケースも

 

山崎などのウイスキーは、贈答品や記念品としても重宝されます。

 

贈る相手の名前をボトルのラベルに印字するサービスは、誕生祝いや還暦祝いなどに高い人気があります。

 

しかし、買取市場においては、名入りのウイスキーは需要が低くなってしまいます。

 

場合によっては買取不可になってしまうケースもあるでしょう。

 

名入りのウイスキーを買取に出したいと考えている場合は、事前に買取業者に買取可能かどうか確認しておいた方がいいかもしれません。

 

まとめ

 

今回は「山崎12年」の特徴や買取市場においての価値を紹介しました。

 

購入時よりも高い価格で山崎12年を買取してもらうためには、正しい方法で保管し、付属品などが揃っている状態が理想です。

 

山崎12年を売りたい・買いたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

在庫状況によっては今後も価格が高騰することが予想されるので、山崎12年の売却を考えている方は、高く売れるタイミングを見逃さないようにしましょう。

 

Wgainではウイスキーを買い取るのではなく、価値のあるヴィンテージウイスキーで資産運用ができる日本初のプラットフォームを運営しています。

 

お客様が所持しているウイスキーもしくは当社が出品するウイスキーの所有権を購入していただき、売却することで資産運用ができます。

 

ぜひウイスキーがお好きな方、資産運用に興味がある方はご検討ください。