2023年7月12日

【2023年】山崎の買取相場!高く売る方法や買取サービスを紹介

山崎 買取

サントリーから販売されている山崎ウイスキーは根強い人気があり、高い価値がつくものもあります。

 

種類などによっても買取価格が大きく異なるので、ご自宅にある山崎ウイスキーを売りたいと思っている方は買取価格をおさえておくことが大切です。

 

本記事では、山崎ウイスキーの買取相場や高く売るコツなどをまとめて解説しますので、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

 

ジャパニーズウイスキー界の先駆者であるサントリー

 

日本の飲料メーカーであるサントリーは、人気のソフトドリンクやアルコールを製造・販売していますが、

 

中でも人気と評価の高い商品は、ジャパニーズウイスキーです。

 

比較的安価な「サントリー角瓶」「トリスウイスキー」から高級ラインの「山崎」「響」「白州」など幅広いラインナップで展開しています。

 

サントリーは1929年に日本で初めて本格的なウイスキー「白札」を発売してから、現在まで人気を維持し続けている日本のウイスキー界の先駆者といえるでしょう。

 

ウイスキーはアルコール度数が40度前後と高いため、長期に渡って品質維持が可能なことから、買取市場においても盛んに取引されています。

 

中でもウイスキーの買取市場で特に人気が高いのが、サントリーの山崎です。

 

山崎の特徴

 

山崎はサントリーから1984年に発売され現在も人気が高い山崎蒸留所のウイスキーです。

 

近年人気が急上昇しているジャパニーズウイスキーを代表する銘柄といえます。

 

賞も受賞しており、国内のみならず世界的に注目されています。

 

山崎は、原料がモルト(大麦麦芽)100%のシングルモルトウイスキーに分類され、ホワイトオークやスパニッシュオーク、ミズナラなどの異なる熟成樽で寝かせて、味わいや風味に違いを持たせた原酒をブレンドしてつくられています。

 

現在つくられているのは「山崎」「山崎12年」「山崎18年」「山崎25年」の4種類ですが、今までには20種類を超える「山崎」商品が発売されており、廃盤担っている商品は高値で取引される傾向にあります。

 

山崎の種類

 

「山崎」は一つの商品名ではなく、「山崎12年」や「山崎18年」など種類があるうちの大枠のシリーズ名や呼称のようなものです。

 

現行品としては「山崎」「山崎12年」「山崎18年」「山崎25年」の4種類がありますが、これまでに20種類を超える山崎製品が発売されています。

 

ここでは現行品の「山崎」「山崎12年」「山崎18年」「山崎25年」の4種類について紹介していきます。

 

山崎

 

「山崎」は山崎シリーズの中で唯一年数が付いていない商品です。

 

ミズナラ樽貯蔵モルトやワイン樽貯蔵モルトなどさまざまな原酒を組み合わせて作られるウイスキーです。

 

それぞれの個性が重なり合うことで生まれた、やわらかく華やかな香り、甘くなめらかな味わいが特長です。

 

以前は入手困難な時期もありましたが、最近は落ち着いてきて手に入れやすくなっています。

 

山崎12年

 

ホワイトオーク樽熟成原酒由来の甘いバニラの香りと柿や桃の果実の香りが特徴的で、シェリー樽原酒とジャパニーズオークのミズナラ樽原酒が組み合わされています。

 

山崎12年はその完成度の高さから、世界的な賞も受賞しています。

 

世界的な酒類コンペティション「ISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)」では、「noble(高貴な)」という賛辞とともに日本初の金賞を受賞しています。

 

その後も「SWSC(サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション)」などにおいて、数々の賞を受賞している世界的に認められたウイスキーです。

 

山崎18年

 

山崎18年は、酒齢18年以上のシェリー樽熟成原酒を中心に、ミズナラ樽の長期熟成原酒を組み合わせたじっくりと後熟したフルボディタイプのウイスキーです。

 

シェリー樽熟成由来の甘いドライフルーツや香ばしいチョコレートの香りが印象的な味わいです。

 

他のシリーズにはない熟成を感じられる味わいに仕上がっています。

 

山崎25年

 

山崎25年は、25年以上の長期間にわたって熟成した原酒を厳選したウイスキーです。

 

オレンジマーマレードや香木のような香りを味わえ、フィニッシュは熟した果実の甘酸っぱさが口に残ります。

 

2012年にはWWAでワールド・ベスト・シングルモルトウイスキーに選ばれています。

 

さらに、2015年にはSWSCでダブルゴールド(最優秀金賞)を受賞しています。

 

山崎の買取相場

 

ここでは、数多くのお酒の買取店から収集した買取価格をもとに、山崎の買取相場をご紹介します。

 

※下記は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。

※市場状況や在庫状況により買取価格が変動する場合があります。

※買取相場の価格は未開封・未使用品を想定しています。

 

山崎

 

「山崎」のメーカー希望小売価格は4,500円 となっており、買取相場は7,000円~9,000円です。

 

山崎12年

 

「山崎12年」のメーカー希望小売価格は20,000円~25,000円となっており、買取相場は時期によって変わりますが、市場での価値は高騰しています。

 

山崎18年

 

「山崎18年」のメーカー希望小売価格は32,000円となっており、買取相場は130,000円~240,000円です。

 

山崎25年

 

「山崎25年」は、1998年にサントリー創業100周年の記念商品として、販売が開始されたボトルです。

 

買取相場は1,200,000円~1,250,000円です。

 

山崎の買取価格が高騰している理由

 

サントリー山崎のウイスキーは1984年に日本で発売されて以来、濃厚な甘さと深みある味わい芳醇な香りが特徴的な日本を代表するウイスキーです。

 

山崎は美味しく飲むだけでなく、価値が高いものとしても注目されています。

 

一体山崎の買取価格が高騰している理由は何なのでしょうか?

 

その理由は主に3つあります。

 

世界的な賞を受賞している

 

サントリー山崎は世界的に注目されているウイスキーで数々の賞も受賞しています。

 

2015年4月にはサンフランシスコのワールドスピリッツコンベクションで山崎18年・25年と白州18年が最優秀金賞を受賞しました。

 

同年に英国イギリスで開催されたインターナショナルスピリッツでは山崎ミズナラを含める11商品が金賞を受賞しました。

 

その影響により国内の山崎の商品を海外の人も購入するようになり、サントリー山崎商品は全体的に品薄傾向にあります。

 

熟成させるのに時間がかかる

 

また、ヴィンテージの高い商品は原酒を蒸留所の樽で寝かせる必要があるため、出荷が追いつかないのが現状です。

 

そのため、山崎商品は定価価格が上がっていますが、それでも購入したい人が多く、なかなか一般の酒屋には置いていません。

 

このように希少なことから、購入時よりも買取価格が上回る商品もあります。

 

投資目的で購入する人が増えている

 

ジャパニーズウイスキーが世界的な評価を受けた動きに伴い、日本の代表的なウイスキーである山崎の買取価格も上昇し続けています。

 

買取価格の上昇に伴い、投資目的で山崎を購入する人も増えており、山崎の需要が高くなっています。

 

特に限定でしか販売されない商品は、購入時の2〜5倍以上の買取価格になることも多いです。

 

山崎商品にも種類がありますが、2015年から価格の上昇していない商品はないといっても過言ではありません。

 

2015年以前に限定品で購入した商品などは何倍もの買取価格になっていることも珍しくありません。

 

また、現在販売されているレギュラー商品の山崎18年などは日本各地で販売制限がかかり、入荷できない状況が続いており、プレミア価格が付いています。

 

一般的なラインナップ商品の山崎の買取価格は2022年9月頃がピークになっており、それ以降は価格が2〜3割下落しています。

 

また山崎のオーナーズカスクや山崎ミズナラなどの商品は4〜5割ほど下落しています。

 

今後はインバウンドの影響が大きく価格が少しずつ戻るかもしれません。

 

高額買取になる山崎の商品

 

ここでは、山崎の商品においてどのようなものが高く売れるかお教えします。

 

ラベルにヴィンテージ(原酒の熟成年数)の記載がある商品

 

商品ラベルに山崎12年や樽出し15年などの熟成年数が記載された商品は、高額買取になることが多いです。

 

中でも20年以上の記載がある商品は、発売当時の購入価格が数万円のものが2015年以降買取価格が数十万、数百万になっている商品も多くあります。

 

基本的には熟成年数が長ければ長いほど買取価格が高くなります。

 

樽の種類

 

山崎ウイスキーの限定商品やヴィンテージ記載のある商品の中には、熟成年数以外に樽の種類が記載してある商品があります。

 

山崎の場合は、シェリー樽やミズナラ樽の記載がある商品が人気が高く、買取価格も高額になります。

 

山崎ウイスキーを高く売るコツ

 

山崎を売る際に、できるだけ高く売るために行うといいことを紹介します。

 

未開封で付属品が揃っている状態

 

一度開封してしまうと価値が下がってしまいます。

 

開封済みのお酒は買取できないケースが多いため、売却予定のあるお酒は、開封せずに保管しておきましょう。

 

また、箱や説明書などの付属品が付いている場合は、付属品があるかないかで買取価格が変わることがあるため保管しておきましょう。

 

特に希少性の高いお酒や限定品には、付属品が付いていることが多く、付属品がすべて揃っていると高額買取が期待できます。

 

売却前に綺麗にしておく

 

綺麗なものの方が買取価格がアップします。

 

売る前に瓶やホコリを払い、汚れを拭いておいたりなど、簡単にクリーニングしておきましょう。

 

しかし、やりすぎると傷が付いてしまうこともあるので、ほどほどにできる範囲で綺麗にするのがベストです。

 

適切な保管方法で保管する

 

お酒は温度や湿度によって味や風味が変わるため、そのお酒に合った適切な保管方法で保管しておく必要があります。

 

商品の状態は買取価格に大きく影響するため、保管方法を気にしたことがなかったという人はお酒の管理方法を見直しましょう。

 

まとめて売る

 

買取に出すお酒を複数所持している場合は、まとめて売る方が買取価格が上がる可能性が高くなります。

 

写真を加工したりしない

 

写真査定の際、綺麗に見せるために写真をアプリで加工したりする人がいますが、それはよくありません。

 

写真が綺麗でも、実物と違うと最終的な買取価格が下がってしまいます。

 

あくまでもありのままの状態がわかる写真を送るようにしましょう。

 

買取価格の理由を説明してもらう

 

買取価格が相場より低いなど納得のいかない場合は、その買取価格になった理由を説明してもらいましょう。

 

傷の状態による減額などが明確であったり、商品の相場の話をしっかりしてくれる査定士を選ぶことも大切です。

 

まとめ

 

家に飲まずに保管しているウイスキーがある場合、買取に出してみると思わぬ価値が付くかもしれません。

 

ウイスキーをお金に変える方法は、買取業者に売却することだけでなく、ウイスキーで資産運用できることをご存知ですか?

 

Wgainではウイスキーを買い取るのではなく、価値のあるヴィンテージウイスキーで資産運用ができる日本初のプラットフォームを運営しています。

 

お客様が所持しているウイスキーもしくは当社が出品するウイスキーの所有権を購入していただき、売却することで資産運用ができます。

 

ぜひウイスキーがお好きな方、資産運用に興味がある方はご検討ください。