2023年7月23日

世界の多種多様なウイスキー・ジャパニーズウイスキーの特徴・定価まとめ

ウイスキー ジャパニーズウイスキー 定価

世界には5大ウイスキーと呼ばれる有名なウイスキーの種類があります。

 

その種類の特徴と、2023年6月現在での各ウイスキーの定価に関して独自で調べた内容を解説いたします。

皆様がウイスキーをお求めになる際の参考になればと思いますので、どうぞご覧くださいませ!

 

世界5大ウイスキーについて

 

最初に世界で愛飲されているウイスキー、まずはそのウイスキーの中でも特に愛されている5大ウイスキーについて簡単にご紹介していきたいと思います!

 

スコッチウイスキー

 

スコッチウイスキーとは原料は主に大麦を使用しており、発芽させてから煙で乾燥させたものを粉末状になるまですりつぶし、すりつぶした粉末を水と共に発酵させて、酵母によりアルコールを生成させます。

 

ここまでの過程でできたアルコールを蒸溜し、オーク樽に詰めて熟成させたものがスコッチウイスキーとなります。

 

例として、スコッチウイスキーの代表的な地域別の特徴をいくつかご紹介させて頂きます。

 

1.ハイランド地方:スコットランドの中央部に位置し、多様なスタイルのウイスキーが生産されています。一般的には芳醇でフルーティーな味わいが特徴です。

 

2.スペイサイド地方:ハイランド地方の一部であり、多くの蒸溜所が集まっています。スペイサイドウイスキーは華やかな香りと豊かなフレーバーが特徴で、柔らかくまろやかな味わいが特徴です。

 

3.アイラ島:スコットランドの西海岸に位置する島で、スモーキーなウイスキーが有名です。アイラウイスキーは海藻や塩気を感じとれ、スモーキーさと重厚な味わいが特徴的です。

 

スコッチウイスキーはその多様なスタイルやブランド、地域の特性により、世界中で愛される高品質なウイスキーとして知られています。

 

ウイスキーの楽しみ方は個人の好みにより異なりますので、自分の好みに合うスコッチウイスキーを見つけるために、様々な銘柄を試してみてはいかがでしょうか。

 

アイリッシュウイスキー

 

アイリッシュウイスキーはアイルランドで生産されているウイスキーの名称で、その独自の製法や特徴により、ほかのウイスキーとまた違った個性を持っているウイスキーです。

 

アイリッシュウイスキーはトリプルスティルと呼ばれる3回に分けて蒸溜する製法で作られており、主な原料としては大麦が使用されていますが、一部のウイスキーではその他穀物も使用しております。

 

軽やかでなめらかな味わいでフルーティーかつスパイスのニュアンスも感じ取れます。

 

また、特徴的な香りを意識して製造されており、ハーブやフルーツの香りを感じ取ることができ、スコッチウイスキーと違いスモーキーな風味が少なく穏やかな味わいが特徴です。

 

アイリッシュウイスキーは、そのなめらかな味わいや独自の香り等の特徴が世界中で広く愛されています。

 

また、近年ではアイリッシュウイスキーの人気が再び高まっており、新たなブランドや限定版のリリースも増えています。

 

他のウイスキーとは異なる風味と製法を持ち、独自のウイスキー体験を楽しむことができますので、自分の好みに合ったアイリッシュウイスキーを見つけてみてはいかがでしょうか。

 

ジャパニーズウイスキー

 

ジャパニーズウイスキーとは日本で生産されているウイスキーで、スコッチウイスキーの蒸溜技術や製法を取り入れつつ、日本の文化や風土に合わせて独自の発展をしてきたウイスキーです。

 

近年では国際的な評価が上がっており、世界中のコレクターやウイスキー好きから注目を浴びております。

 

ジャパニーズウイスキーは日本特有の商品に対する繊細かつ高い技術により丁寧に作られており、伝統的な製法や熟練した職人達の手によって丹念な工程を経て世に送り出されています。

 

繊細で洗練された味わいで、フルーティーさや穏やかなスモーキーさ、上品なスパイスのニュアンスなど様々な味覚を楽しめるのが特徴です。

 

また、ジャパニーズウイスキーの熟成では高品質な樽を使用することを大事にしており、日本の樽のミズナラなどさまざまな種類の樽が使用されており、独自の香りや風味などが感じられます。

 

ジャパニーズウイスキーはその洗練された味わいから、世界的にも高い評価を受けており、近年では国際的なウイスキーのコンペティションなどで数々の賞を受賞しています。

 

その独自の品質や特徴でウイスキー愛好家やコレクターの注目度も高く、近年では有名な銘柄が入手しづらくなってきておりますので、是非機会がございましたら一度お求めになってみてはいかがでしょうか。

 

アメリカンウイスキー

 

アメリカンウイスキーとはアメリカ合衆国で生産されるウイスキーで、アメリカはウイスキーの製造や文化において重要な役割を果たしており、さまざまなスタイルとバリエーションが存在します。以下に代表的なアメリカンウイスキーの特徴と種類を紹介します。

 

・バーボンウイスキー 

 

バーボンは、アメリカンウイスキーの中でも最も有名なスタイルの一つで、原料にトウモロコシを51%以上使用し、一定の製造基準を満たしたウイスキーのことを指します。

 

バーボンの味わいは甘くフルボディであり、バニラやキャラメルのような風味が特徴で、古いものになるほど価格が高くなる傾向がございます。

 

主にケンタッキー州で生産されていますが、この製法を用いてアメリカ国内のどこで生産してもバーボンウイスキーと名乗ることができます。

 

・ライウイスキー

 

ライウイスキーは、ライ麦を原料として作られるスタイルで、バーボンと比べるとスパイシーな特徴があります。

 

古くからアメリカのウイスキー文化の一部であり、クラシックなカクテルで使用されることも多いです。

 

・テネシーウイスキー

 

テネシーウイスキーは、テネシー州を代表するウイスキースタイルです。

 

バーボンと似た製法で作られますが、テネシーウイスキーは炭素フィルタリングと呼ばれる特殊な製法で濾過され、このプロセスによりウイスキーに特有のなめらかさと穏やかな味わいが生まれます。

 

またバーボンとは異なり、テネシーウイスキーを名乗るにはテネシー州で作ることが決められています。

 

・コーンウイスキー

 

コーンウイスキーは、主にコーンを原料として作られるウイスキーで、バーボンとは異なり、製造基準による熟成期間や樽の使用に関する制約が少ないため、よりシンプルな味わいを持っています。

 

コーンウイスキーは一般的にスイートで穏やかな風味を持ち、トウモロコシが際立ちます。

 

・ストレートウイスキー

 

ストレートウイスキーは、アメリカンウイスキーの中でも高品質なカテゴリーで、バーボン、ライ、モルトなど、様々な種類のストレートウイスキーが存在します。ストレートウイスキーは、特定の製造基準に従い、最低でも2年以上樽で熟成されることが必要とされています。

 

・クラフトウイスキー

 

クラフトウイスキーは、小規模で独立した蒸溜所で生産されるウイスキーのことで、これらの蒸溜所は独自のスタイルや手法を追求し、創造性とイノベーションを重視しています。

 

クラフトウイスキーは、個々の蒸溜所の個性や地域性が反映された特徴的な味わいを持っています。

 

上記のようにアメリカンウイスキーは、その多様なスタイルとブランドにより、ウイスキー愛好家やカクテル愛好家に広く愛されています。

 

ストレートでも楽しむことができ、アメリカンウイスキーの製造地域やブランドごとに異なる特徴があり、それぞれの個性を楽しむことができますので、見かけた際には是非飲み比べなどしてみてはいかがでしょうか。

 

カナディアンウイスキー

 

カナディアンウイスキーとはカナダで生産されているウイスキーのことで、独自の製法や特徴を持っており、5大ウイスキーに連なるほど世界的に人気があります。

 

そんなカナディアンウイスキーのいくつかの特徴と種類をご紹介いたします。

 

・ブレンデッドウイスキー

 

カナディアンウイスキーはシングルモルトウイスキーの様な単一の原酒だけではなく、ライ麦を主な原料としてその他様々な穀物を原料とした原酒をブレンドして作られることが一般的です。

 

様々な原酒の組み合わせにより口当たりの良いウイスキーという特徴を持っております。

 

・スムースネス

 

カナディアンウイスキーはほとんどの種類が口当たりの良いウイスキーで知られています。

 

これは原酒のブレンドと独自製法である連続式蒸溜を行い、ウイスキーがより滑らかになるようフィルタリングし、不純物や不要な風味を取り除くことで実現されています。

 

各ウイスキー人気銘柄の定価や特徴

 

少し長くなりましたが、お読みいただきありがとうございます。

 

ここからは5大ウイスキーの中で個人的におすすめなウイスキーをご紹介させて頂きますので、ご興味がございましたら是非一度お試しくださいませ!

 

・Johnnie Walker ジョニーウォーカー 12年 ブラックラベル(スコッチウイスキー)

 

定価:2000円~

 

ジョニーウォーカーの中でも比較的低価格帯な位置付けで非常にバランスのいいウイスキーです。

 

ウイスキーをあまり知らない初心者の方や、ウイスキー上級者の方でもとても楽しみやすくバランスの良いウイスキーになっております。

 

個人的におすすめの飲み方はハイボールですが、その他にもロック・ストレート・カクテルなどもおすすめです。

 

実際にジョニーウォーカーを置いてあるお店もしばしば見かけますので是非お試しくださいませ。

 

・Jameson ジェムソン スタンダート(アイリッシュウイスキー)

 

定価:2000円~

 

ジェムソンは世界で最も愛されているアイリッシュウイスキーとされており、三段式蒸溜で製造されていて、その味わいはとにかくスムースです。

 

カクテルにして飲むのがお勧めで、ジンジャエールで割ったり、ジェムソンにコーヒーと砂糖とクリームなどを加えたアイリッシュコーヒーなどもお勧めです。

 

是非一度その味を確かめてみてください。

 

・サントリー 響 ジャパニーズハーモニー(ジャパニーズウイスキー)

 

定価:6000円~

 

今や世界的に注目度が高まっているジャパニーズウイスキー、その中でも特に人気のある響のジャパニーズハーモニーがお勧めです。

 

現在は日本大手の百貨店・高島屋などでも抽選販売となっている非常に入手しづらいお酒となっております。

 

味に関しては、まるで日本を感じられるような繊細で強いこだわりを感じられます。まろやかで滑らかな口当たりで、フローラルと微かにフルーティーな香りも楽しめます。

 

こちらの商品はお酒の投資対象などにもなっているため、定価で購入するのは非常に難しい商品です。もし手に入る機会に遭遇できたら是非入手してみてはいかがでしょうか。

 

・Blanton’s ブラントン(バーボンウイスキー)

 

定価:10,000円~

 

ブラントンはバーボンウイスキーのパイオニアとしても有名なウイスキーです。

 

1つの樽から作られるシングルバレルの先駆者として位置づけされており、その製造方法も特殊で、生産者がラベル1つ1つに手書きでボトリングしているのも特徴となっております。

 

ボトルキャップには馬の装飾が施されており、その見た目も大変人気がある商品となっております。

 

味に関しては、広い草原を感じられるような力強く豊かな風味を感じられます。

 

ボトルが特徴的なので是非コレクションとしてもお買い求めになってはいかがでしょうか。

 

・Crown Royal クラウンロイヤル(カナディアンウイスキー)

 

定価:2000円~

 

クラウンロイヤルとはカナディアンウイスキーの中でも個性的でありながら癖が無く、絶妙なバランスを求めて製造されている高貴で格式の高いウイスキーとなっております。

 

イギリス国王の王冠をイメージして制作されたといわれるそのボトルの優雅な見た目から、カナディアンウイスキーといえばクラウンロイヤルが連想されています。

 

是非オペラ等を聞きながらブルジョアな気分で楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

 

ウイスキーは投資対象としても注目されており、今や定価で入手するのが難しい商品も増えてきています。

 

もし興味を持っていただけましたら、一度ご自身の手でそのボトルの歴史に触れながら飲んだり、投資したりして楽しんでみてください。

 

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最後までご覧いただきまして、誠にありがとうございます。

 

この記事を読んで一人でも多くのウイスキー愛好家が増えて、どこかでご一緒に楽しめたらと思っております。

 

是非ウイスキーの世界に踏み込んでみてください!