2023年7月19日

ジャパニーズウイスキーの偽物が出回っている?偽物の見分け方を紹介

ジャパニーズ ウイスキー 偽物

「ジャパニーズウイスキー」は、スコッチ、アイリッシュ、アメリカン、カナディアンと並ぶ「世界5大ウイスキー」のひとつで、その名の通り日本で造られています。

 

海外でも高い評価を受けており、国内外から人気が高く、買取市場では高価買取されています。

 

高額なウイスキーは偽物も出回るため、フリマアプリやオークションサイトで購入する場合は、偽物か本物かを見分ける知識が必要です。

 

そこでこの記事では、ジャパニーズウイスキーの偽物と本物の見分け方について解説していきます。

 

ジャパニーズウイスキーの買取価格が高騰している理由

 

ジャパニーズウイスキーの買取価格が高騰しているのはなぜなのでしょうか?

 

主に以下の3つの理由が挙げられます。

 

朝ドラ「マッサン」の放映

 

2015年にNHKの連続テレビ小説「マッサン」が放映されたことが、国内でウイスキーブームを起こすきっかけとなりました。

 

ニッカウヰスキー創始者である竹鶴正孝氏と、その妻リタの生涯を描いた物語で、ドラマを通してウイスキーが登場します。

 

注目度が高いドラマだったこともあり、ウイスキーに対する注目が集まり、ウイスキーブームが起きました。

 

世界的に評価が高い

 

ジャパニーズウイスキーは、日本国内だけでなく海外でも需要が高いことで、価格の高騰を続けています。

 

そもそもウイスキーの本場は、「スコッチウイスキー」で有名なスコットランドや、「アイリッシュウイスキー」が有名なアイルランドです。

 

その中で日本のウイスキーが世界的に評価されはじめたのが、2010年以降に入ってからISCやIWSCといった世界的な権威を誇るコンペティションで数々のジャパニーズウイスキーが賞をしていったのがきっかけです。

 

以上のことから、世界的な評価を受けて、海外でもジャパニーズウイスキーの需要が高くなり、価格高騰の要因となっていることがわかります。

 

生産量が少なく供給が追いつかない

 

ウイスキーは熟成するのに長い期間が必要です。

 

平均でも9年かかり、20年以上熟成するものもあります。

 

需要が高まったからといって、すぐに増産できないため、人気が出たタイミングですべての需要を満たす量のウイスキーを供給することが難しくなっています。

 

そのため、人気銘柄のジャパニーズウイスキーを手に入れられる人は少なく、それに応じて価格も高騰しています。

 

ジャパニーズウイスキーの偽物の見分け方

 

ここからは、ジャパニーズウイスキーの偽物と本物の見分け方について紹介します。

 

しかし、以下で紹介するポイントを見ていただいたとしても確実に偽物か本物かを判断するのは素人では難しいです。

 

例えば、ウイスキーの色合いが違うことを偽物の可能性が高いとされていますが、ウイスキーの着色は天然由来のため購入する時期によって少しずつ色合いが異なることがあります。

 

味わいもボトリングされた時代によってもブレンドの比率や香り、味わいが異なるものです。

 

数多くのお酒を見てきた鑑定士でもなければ、その微妙な違いを判断するのは難しいでしょう。

 

ですが、複数のチェックポイントを見ることで、偽物である可能性が高くないかどうかを見るようにするといいでしょう。

 

キャップ

 

偽物と本物のウイスキーを見分けるためには、まず第一にキャップに注目しましょう。

 

偽物のキャップは本物と微妙に異なっており、切れ込みの角度や縫い目の位置、刻印の場所や深さなどが違います。

 

キャップは、お酒の真贋鑑定では真っ先にチェックされる項目なので、覚えておきましょう。

 

シール

 

シールが貼ってあるかどうかで、本物であるか見分けることができる銘柄もあります。

 

基本的にはマイレージシールが貼ってあれば本物、なければ偽物の可能性が高いと判断できます。

 

しかし、マイレージシールが貼ってある空瓶に偽物の中身が入れ替えられている可能性もありますので、他の項目と合わせて確認する必要があります。

 

色味

 

本物のウイスキーは金色に近い色をしていますが、偽物のウイスキーは沈殿物があったり茶色で濁ったりしていることが多いです。

 

しかし、最近の偽物のウイスキーは非常にわかりにくくなっているので、素人には判断が難しいです。

 

そのため、確実に判断してもらいたい場合は、専門の鑑定士に依頼しましょう。

 

価格

 

相場より安すぎる価格で販売されているウイスキーには注意です。

 

また、空瓶を出品している出品者にも注意してください。

 

昨今ウイスキーの空瓶やフィルム付きのキャップを購入し、安いウイスキーを中に入れてフィルムを装着して新品に偽造する行為が行われています。

 

上記の出品者は複数の空瓶を購入し、偽造したうえで余った空瓶を売っていると憶測できます。

 

一点の出品のみで判断せず、全体の相場を確認しましょう。

 

購入場所が書いていない

 

酒店や百貨店などの店舗であれば信頼できますが、できれば店名も書いていると安心できます。

 

いただきものという記載もよく見られますが、高額で希少なものが贈られることってなかなかありませんし、いただいた高額商品をフリマに流すことも考えづらいのではないでしょうか。

 

本当にいただきものということもあるでしょうが、一旦疑った方がいいでしょう。

 

出品者の評価、過去の出品数

 

悪い評価が多い出品者はもちろん、過去の出品数が0という出品者も非常に怪しいです。

 

また、本人評価前かつ評価数が少ない、デフォルトアイコンのままの出品者も怪しいので気をつけましょう。

 

同様に過去の出品があまりに安く設定しているものばかりというのも怪しいです。

 

まとめ

 

ジャパニーズウイスキーの偽物と本物の見分け方について紹介しました。

 

ジャパニーズウイスキーは世界中から人気の高い商品なので、偽物も出回ります。

 

偽物かどうかの判別を素人が確実にすることは難しいですが、今回紹介した複数のポイントを見て怪しい点があれば購入はやめておくのが賢明でしょう。

 

さらに、売却するときは適切な買取業者を選ぶことも大切です。

 

Wgainでは、価値のあるヴィンテージウイスキーで資産運用ができる日本初のプラットフォームを運営していますので、ぜひウイスキーがお好きな方、資産運用に興味がある方はご検討ください。

 

お客様が所持しているウイスキーもしくはWgainが出品するウイスキーの所有権を購入していただき、売却することで資産運用ができます。