2023年7月19日
ジャパニーズウイスキーが投資対象として注目される理由、おすすめの銘柄を紹介
目次
世界的にも高い評価を受けているジャパニーズウイスキー。
日本らしい繊細な味わいや香りが特徴で、ロックや水割り、ハイボールなど色々な飲み方で楽しめます。
ジャパニーズウイスキーは飲んで美味しいだけでなく、昨今は投資対象としても注目を浴びています。
今回はジャパニーズウイスキーを投資対象として見たときの魅力や投資におすすめの銘柄を紹介したいと思います。
ジャパニーズウイスキーを中心にウイスキー投資が注目されている理由
昨今注目されている「ウイスキー投資」をご存知ですか?
一昔前までは、ウイスキーに投資して資産形成を目指すことはあまり考えられていませんでした。
しかし、数年前からウイスキーの売買価格が上昇したことにより、ウイスキーは投資対象として注目されるようになっています。
ウイスキーは単なる嗜好品の枠を超え、資産形成のための投資商品という価値も持ち始めたのです。
特に熟成期間が長いウイスキーや休売・終売している商品、限定品のように入手困難な銘柄は希少価値が高く、買取市場では高値で取引されています。
ウイスキーの価格は年々上昇傾向で、特に熟成年数が長いジャパニーズウイスキーは国内のみならず世界から注目されており、価格が高騰しています。
国内ではニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝をモデルにしたNHK連続テレビ小説「マッサン」が2014年から2015年にかけて放映されたことにより、認知と人気を高めるきっかけとなりました。
近年のハイボール人気も、ウイスキー投資の需要を後押ししています。
しかし、ウイスキーは完成までに時間がかかるため、大量生産ができません。
さらにウイスキーのもとになる原酒も不足しており、高まる需要に対して供給が追いついてない状態です。
今後もウイスキーの需要は高まっていくと見られ、価格も上昇していく可能性が高いでしょう。
ジャパニーズウイスキーがウイスキー投資の対象として魅力的な理由
ウイスキー投資が注目されている背景は先述の通りですが、ジャパニーズウイスキーがウイスキー投資の対象として魅力的な理由はいくつかあります。
高品質
2000年代に入ってから、ジャパニーズウイスキーの「山崎」や「響」「竹鶴」などさまざまな銘柄が世界的な賞を受賞しました。
日本は世界的にも水資源が豊富で、山々を流れる水源から得られる水によって生まれる土地ごとの個性のある味わいと、こだわり抜かれたブレンドが、高品質なジャパニーズウイスキーを造り上げています。
近年のハイボールブーム
近年は健康志向の人が増えており、お酒の中でも糖質が含まれないウイスキーを炭酸で割ったハイボールを飲む人が増えています。
そのようなブームにより、今まであまりウイスキーを飲まなかった人も、ジャパニーズウイスキーに興味を持ち始め、注目が高まっています。
NHK連続テレビ小説「マッサン」の放映
2014年にNHK連続テレビ小説「マッサン」が放映されたことで、国内におけるジャパニーズウイスキーへの注目度が高まるきっかけとなりました。
このテレビ小説のモデルとなったのは、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝です。
「竹鶴」をはじめ、ジャパニーズウイスキー全体への注目度が高まりました。
ウイスキー投資におすすめの銘柄
ジャパニーズウイスキーは世界中から需要が集まり、価格が高騰しています。
特に価格が高騰しているジャパニーズウイスキーに共通して挙げられるのは、熟成年数が長いという点です。
国際的なコンペティションやコンテストで高評価を得ていることも、ジャパニーズウイスキーの人気を高めている要因の一つです。
近年では「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ」や「ワールド・ウイスキー・アワード」といった世界的に権威のあるコンテストでも最高賞を受賞する機会も増え、世界的な評価が高まっています。
また、ウイスキーのもとになる原酒が不足していることにより、需要に応えられないこともウイスキーの価格高騰に拍車をかけています。
そのため、終売した商品は相場が高騰する傾向にあります。
それでは、ウイスキー投資でどのような銘柄が注目されているかを紹介しましょう。
山崎
山崎は、サントリーが山崎蒸溜所で製造している銘柄です。
味わい、香りともに魅力あふれるウイスキーですが、投資対象としても注目されています。
「山崎12年」や「山崎25年」などさまざまな年代物があり、特に熟成期間が長いものだと定価の数十倍の値が付くこともあります。
特に「山崎50年」や「山崎55年」は、山崎の根強い世界的人気に加え、長期熟成ウイスキーの希少価値の高さが価格高騰に反映されています。
竹鶴
ニッカウヰスキーが製造するジャパニーズウイスキーです。
北海道余市町と宮城県仙台市の蒸留所で蒸留されたモルト原酒をブレンドし、ニッカのウイスキーが持つ味わいが調和しています。
その完成度の高さから、多くの方に支持されているウイスキーです。
「竹鶴12年」や「竹鶴17年」などの年代物があります。
特に評価が高いのは、熟成によって濃厚さが増した「竹鶴25年」です。
余市
ニッカウヰスキーが販売しているジャパニーズウイスキーです。
北海道の余市蒸留所で造られており、世界的にも人気が高い銘柄となっています。
「余市20年」は、発売当初は2万円前後で売られていたものの、原酒不足によって終売となった今では買取価格が20万円を超えています。
およそ10倍の価格となっており、今後もさらに上昇していくことが期待できます。
イチローズモルト
ベンチャーウイスキーのイチローズモルトです。
埼玉県の秩父市にある、小さな蒸留所から発売されているウイスキーですが、世界のウイスキーを評価する品評会のワールド・ウイスキー・アワードでの受賞歴もあります。
このことがきっかけで世界中のウイスキー愛好家から注目が高まり、生産量に対して需要が大きすぎるため、非常に高い価格で取引されています。
特にイチローズモルト「カードシリーズ」は、オークションで驚くほどの高額で落札されたことでも話題になりました。
今後のジャパニーズウイスキーはどうなる?
ジャパニーズウイスキーが世界的に多くの賞を受賞していくにつれ、生産量が需要に追いつかなくなり、原酒不足により販売終了になる商品が相次ぎました。
その後、一部の商品は数量限定で販売再開したものもありますが、ウイスキーは熟成期間が必要なお酒のため、すぐに供給を増やすことはできません。
そのようなことから、今後もジャパニーズウイスキーの人気は続くものと思われます。
まとめ
今回はウイスキー投資におけるジャパニーズウイスキーの魅力やおすすめの銘柄をご紹介しました。
ジャパニーズウイスキーは投資対象としての価値が高まり、日本を代表するお酒として成長を続けています。
ウイスキー投資をする方法には、カスク投資やボトル投資などいくつかあるのですが、ウイスキーを自宅で保管するのが難しいという問題も出てくるかと思います。
そんなときにおすすめなのが、ウイスキーのボトルを売買するのではなく、ウイスキーの所有権を売買する資産運用です。
お客様が所持しているウイスキーもしくはWgainが出品するウイスキーの所有権を購入していただき、売却することで資産運用ができます。
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