2023年7月19日
ウイスキー投資の方法とおすすめの銘柄を紹介
目次
近年ウイスキー投資が注目されていますが、実際に投資をする際は価値のある銘柄を選ぶことが重要です。
普段はあまりウイスキーを飲まない方や、これからウイスキー投資を始めるという方は、どの銘柄を選べばいいかわからないかもしれません。
この記事では、ウイスキー投資におすすめの銘柄を紹介しますので、ウイスキー投資に興味のある方はぜひ最後までご覧ください。
ウイスキー投資とは
ウイスキー投資とは、購入したウイスキーを数年〜数十年かけて保管し、価値が高騰してから売却する投資手法です。
基本的には希少価値のあるヴィンテージウイスキーを対象に買い付けを行いますが、売却する頃には価値が数十倍に伸びるような銘柄もあります。
ヴィンテージウイスキーが値上がりする理由は、世界中の愛好家から需要があることや製造に時間がかかることの2つが大きいです。
特に「シングルカスク」と呼ばれるウイスキーは、需要に対して流通量が極端に少ないため、高値で取引されている銘柄が多い傾向にあります。
ウイスキー投資におすすめの銘柄
ウイスキーには多くの銘柄があるため、まずは投資対象を厳選することが大切です。
ここで紹介するおすすめの銘柄を見ながら、自身の投資スタイルに合ったウイスキーを見つけてみてください。
マッカラン
マッカランはシングルモルトのロールスロイスとも呼ばれる、世界的な知名度を誇るスコッチウイスキーです。
味だけでなく見た目からも高級感が漂っており、ボトル投資とカスク投資の両方で高騰した実績があります。
2018年にイギリスの競売にかけられた際は、ウイスキーの落札価格としては史上最高となる84万8750ポンド(約1億2500万円)で落札され話題となりました。
現在でも世界中のファンから愛されているマッカランは、安定志向の人にもおすすめの銘柄です。
ボウモア
ボウモアはアイラ島にある最古の蒸留所である「ボウモア蒸留所」で造られた、シングルモルトのスコッチウイスキーです。
味のバランスや完成度の高いウイスキーとして評価されています。
ピートがしっかり効いていて、スモーキーながら海を思わせる潮の風味が感じられるのが特徴です。
また、アイラウイスキーのファンからは「アイラの女王」とも称されるほどの人気が高い銘柄で、アイラウイスキーの入門酒としても知られています。
ハイランドパーク
ハイランドパークは、スコットランドの北部に位置するハイランドパーク蒸留所で製造される200年以上の歴史をもつ銘柄です。
蒸留所は4万樽以上の樽を保有していますが、その9割がこだわりのシェリー樽です。
アメリカのウイスキー専門誌「Spirit Journal」では「ベスト・スピリッツ・イン・ザ・ワールド」を2回受賞した実績を持つウイスキーで、世界中で高く評価されています。
10年や20年スパンで高騰した実績が多いため、中長期的な投資対象に向いている銘柄だといえるでしょう。
山崎
山崎はジャパニーズウイスキーの代表格として有名で、数々の世界的な賞を受賞しています。
味わい・香りともに魅力あふれるウイスキーですが、投資対象としても注目が集まっています。
響
国内最高峰のブレンデッドウイスキーとして名高いサントリーが製造する高級ウイスキーの銘柄です。
基本的には熟成期間の長いものの方が、希少性が高いため高額になる傾向があります。
年代によってはネット通販等でも手軽に入手できるため、入手ルートが限られた初心者にも挑戦しやすい銘柄でしょう。
ウイスキー投資をする方法
ウイスキー投資の方法としては、大きく分けて4つあります。
- カスク投資
- ボトル投資
- ウイスキーファンドに投資する
- ウイスキーの所有権の売買による資産運用
基本的には先ほど紹介したようにウイスキーの銘柄を自分で選んで投資しますが、ウイスキーファンドや投資信託などを利用すれば銘柄選びからウイスキーの保管まで任せることができます。
ウイスキーはアルコール度数が高いため、比較的自身でも保管しやすいお酒ではありますが、保管状態によっては品質が下がってしまいます。
保管を任せられるというのは、ご自宅でウイスキーを保管するのが心配な方にとって大きなメリットとなるでしょう。
銘柄選択や保管の点も踏まえて、それぞれの方法を詳しく解説していきます。
カスク投資
ウイスキーの熟成に使う木製の樽をカスクといいますが、名前の通り、カスク投資とは、すでに瓶詰めされたボトルウイスキーではなく、樽(カスク)から購入する手法のことです。
熟成年数を経て価値が上昇を期待して購入します。
まだ熟成年数が短いウイスキーを購入しておけば、数年〜数十年後には何倍もの価値に膨らむ可能性があります。
熟成にはコストがかかるので、投資家から資金調達を行うことで、蒸溜所の経営を安定させられるという双方にメリットがある投資方法です。
蒸溜所を応援する意味も込めて、自分の好きな銘柄のカスクを購入するのもよいでしょう。
本格的な資産形成の手段にするなら一番おすすめの方法です。
ボトル投資
個人でウイスキー投資を始めるなら、ボトル単位での売買から始めるのがおすすめです。
酒屋などの販売店やオークションサイトなどで購入したウイスキーボトルを自宅で保管して、相場を確認しながら売り時を見極めて売却します。
ボトルを購入する方法は、少額から気軽に投資できるのがメリットです。
価値の上昇が期待できそうな銘柄を選んで購入し、適切に保有することで、価値が上がったときに売却益を得ます。
ボトル投資は確かに少額から始められるのはメリットですが、価値の上がる銘柄を選ぶ能力が必要になるため、安定性に乏しいのはデメリットになります。
趣味の範囲でウイスキー投資を行おうと考えている人や、初めてウイスキー投資を行う方にはおすすめの方法です。
ウイスキーファンドに投資する
投資信託と呼ばれる資産運用のプロが投資する商品を選択し運用を代行してもらう方法です。
投資信託の投資対象は株式、債券、不動産などがメインですが、ウイスキーを対象にした投資信託も存在します。
投資する銘柄選びを任せたい方や、蒸溜所を応援したいという気持ちがある方におすすめの方法です。
ウイスキーの所有権の売買による資産運用
ウイスキーの所有権を購入し、売却することで資産運用する方法です。
ご自身でウイスキーを保管する必要がないため、管理の手間がかかりません。
また、ボトル単位で購入するため、自分の余裕資産に合わせて始められます。
カスク投資の管理を任せられるメリットと、ボトル投資の手軽に始めやすいというメリットを合わせ持った投資方法といえるでしょう。
Wgainでは、価値のあるヴィンテージウイスキーで資産運用ができる日本初のプラットフォームを運営しています。
ウイスキーの所有権の売買にご興味のある方はWgainまでご相談ください。
まとめ
初めて投資をする方にとって、ウイスキー投資はハードルが高いように思えるかもしれませんが、銘柄を絞れば初心者でも始められます。
今回紹介したウイスキーは入門的な銘柄なので、興味がありましたら各年代物の高騰例などを調べてみてください。
また、普段からウイスキーを飲むのが好きという方は、趣味の延長として気軽に始めることができるのもウイスキー投資のメリットです。
投資する銘柄を自分で選ぶのは難しいという場合は、ウイスキーファンドや投資信託を利用するという方法もあります。
また、ウイスキーのボトルを自宅で保管するのが難しいと思われる方は、ウイスキーの所有権を購入し、売却することで資産運用する方法もあります。
お客様が所持しているウイスキーもしくはWgainが出品するウイスキーの所有権を購入していただき、売却することで資産運用ができます。
Wgainでは、価値のあるヴィンテージウイスキーで資産運用ができる日本初のプラットフォームを運営していますので、ぜひウイスキーがお好きな方、資産運用に興味がある方はご検討ください。