2023年7月11日

【2023年】響の買取相場!高く売る方法や買取サービスを紹介

響 買取

数多くのジャパニーズウイスキーの中でも、響は日本の代表的なウイスキーとして世界的にも認められています。

 

買取市場での価値も高く、高額で買取されています。

 

今回は、響の人気の理由と現在の買取市場における価値について解説します。

 

響の特徴

 

響は、1989年にサントリーから発売されたブレンデッドウイスキーです。

 

国際的な品評会で高評価を得ている国産ウイスキーの代表的な存在で、ウイスキーファン以外にも知名度の高い銘柄のひとつです。

 

中でも同年に発売された響17年は、サントリー創業90周年を記念して作られたものでしたが、フルーティーで飲みやすい味に高級感のあるボトルで人気を博し、国産ブレンデッドウイスキーの中で最高峰の位置付けとなっています。

 

創業者の鳥井信治郎から築き上げられてきた製法や、磨き上げられてきた香味がこの一本に凝縮されています。

 

「日本の四季、日本人の繊細な感性、日本の匠の技を結集したウイスキー」がコンセプトになっており、そのため熟成年数にこだわるということをせず、これまでのサントリーのウイスキーづくりの歴史のなかで培ってきた多彩な原酒と匠の技をつぎ込んで作られた逸品です。

 

響が世界的に注目されることになったのは、2004年開催のインターナショナル・スピリッツ・チャレンジ (ISC) 。

 

「響30年」が、同コンクールの最高賞を獲得し、それが話題となり世界的な地位を確立しました。

 

響のラインナップには、酒齢のある「響12年」「響17年」「響21年」「響30年」という銘柄と、酒齢のない「ジャパニーズハーモニー」などがあります。

 

「響」の由来

 

「響」はブラームスの「交響曲第一番第四楽章」をイメージして作られたようです。

 

さまざまな個性のある原酒たちが、それぞれ響き合いながら、ひとつの交響曲をつくりあげていくといったように、まさに交響曲のような「響」をイメージして作られたのがこのウイスキーです。

 

蒸溜所

 

響に使用されている原酒は、「山崎蒸溜所」「白州蒸溜所」「知多蒸溜所」の3つの蒸留所で造られています。

 

ミズナラという日本ならではの木材樽で原酒を仕込み、それを、熟練のブレンダーが最高のバランスでブレンドし、軽快でありながらも濃厚、そして華やかなジャパニーズウイスキー「響」を生み出しています。

 

響の種類と価格相場

 

響には、酒齢のある「響12年」「響17年」「響21年」「響30年」という銘柄と、酒齢のない「ジャパニーズハーモニー」などのラインナップがあります。

 

※下記は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。
※市場状況や在庫状況により買取価格が変動する場合があります。
※買取相場の価格は未開封・未使用品を想定しています。

 

ジャパニーズハーモニー

 

響ジャパニーズハーモニーは、「日本の四季、日本人の繊細な感性、日本の匠の技を結集したウイスキー」をコンセプトに、

熟成の年数へのこだわりから離れ、サントリーのウイスキーづくりの歴史のなかで培ってきた多彩な原酒と匠の技でつくりあげられたこだわりの逸品です。

 

華やかな香りと、奥深くもやわらかな味わいが特長です。

 

買取相場は、10,000円前後です。

 

響12年

 

酒齢12年以上のモルト原酒を吟味し、これに相応しいさまざまな12年以上の円熟グレーン原酒をブレンドしています。

 

梅酒を貯蔵した樽で熟成させた「梅酒樽熟成モルト原酒」を用い、サントリーウイスキーの特長である甘く華やかな香味をより一層引き立てています。

 

さらに30年を越える長期熟成モルトを加えることで、味わいに厚みと熟成感をもたせています。

 

はじめに、パイナップル・プラム・ラズベリーを想わせる香りが広がり、続いて蜂蜜やカスタードクリームのような甘い香りが広がります。

 

買取相場は、30,000円前後です。

 

響17年

 

サントリー創業90周年を記念して1989年に発売されました。

 

酒齢17年以上の長期熟成モルト原酒を厳選・吟味し、酒齢17年以上の円熟グレーン原酒とブレンドしたウイスキーです。

 

ブレンドのみならず後熟にも時間をかけているため、とても深い味わいとなっています。

 

多彩な原酒が一糸乱れぬ絶妙の調和のもとに深く豪華なハーモニーを奏でているのは、サントリー伝統のブレンド技術の賜物です。

 

甘く華やかで豊かな熟成香、響の長期熟成モルトによる気品ある熟成木香が感じられ、まろやかで厚みのあるコクがあり、余韻の豊かなウイスキーです。

 

買取相場は、50,000円〜60,000円前後です。

 

響21年

 

ホワイトオーク樽22年ものを中心に、酒齢21年以上の超長期熟成のものを入念に吟味してブレンドされています。

 

甘やかなエステリーと、厚みのあるコクが特徴です。

 

買取相場は、50,000円~90,000円前後です。

 

響30年

 

年間数千本しか発売されない貴重なウイスキーです。

 

サントリー秘蔵の超長期熟成樽の中から最低でも酒齢30年以上のモルト原酒を厳選し、これに酒齢30年以上の円熟グレーン原酒を吟味して丁寧にブレンドされた逸品です。

 

数が少ないため、すべて手作業で行われています。

 

買取相場は、500,000円~900,000円前後です。

 

響35年

 

サントリー100万樽の保有樽のなかから、1960~1971年に蒸溜された各種山崎蒸溜所育ちの超高酒齢原酒の秘蔵樽を吟味・厳選してヴァッティングされています。

 

これに35年以上のグレーンウイスキーを合わせ、オーク樽に眠らせてきた円熟の秘蔵品です。

 

ブレンドした後、さらに半年、オークの樽に詰めて入念にマリイング(後熟)します。

 

長期熟成モルトならではの複雑な芳香が、重層的なドラマのように馥郁・華麗に広がります。

 

トップノートには、フローラルな香り、フルーティーな香りが豪華に舞い上がり、続いて、エレガントなシェリー香、伽羅を想わせるウッディー香、バニラや蜂蜜を想わせる甘い香りなどが滾々と湧き立ちます。

 

口当たりは、重厚にして柔和で、ファッティー(厚みが豊か)でクリーミー(きめ細かく滑らか)な、ミディアムボディーの豪奢なコクが楽しめます。

 

アフターテイストはクリーンで、洗練されたデリケートな余韻が長く続きます。

 

2016年発売のものは有田焼とのコラボレーションボトルとなっており、ファンにはたまらない逸品となっています。

 

買取相場は、5500,000円前後です。

 

高額買取になる響の種類

 

響シリーズの中でも高額買取となるのは、「響35年」や限定で発売されたボトルです。

 

響35年は種類がいくつかありますが、どれも状態に問題が無ければ、数百万円の買取金額が付きます。

 

他にも、「響ディープハーモニー」「響メロウハーモニー」「響50.5」など限定品は人気も高く、手に入れるのが困難なため、価格が上がりやすい傾向にあります。

 

響の種類の識別方法

 

響のウイスキーはどの種類の商品も高額ですが、種類ごとに買取価格が異なります。

 

響のウイスキーのシリーズを確認する方法は大きく3点あります。

 

以下3点を見ていただければ、何のシリーズか大体は把握できます。

 

ラベル記載年代

 

響はラベルの正面に熟成年数の記載があります。

 

ノンヴィンテージ(記載なし)、12年、17年、21年等の商品があり、記載されている熟成年数によって商品の識別ができます。

 

買取価格は熟成年数によって異なり、基本的には記載してある年数が大きい方が高価買取になります。

 

熟成年数の記載がない商品の買取価格は様々です。

 

最も流通量の多い響、限定品、古い響などがあります。

 

限定品や古い響は買取価格が高額になる場合があります。

 

瓶の種類

 

響は通常ガラス瓶に入っていますが、瓶の種類が違う商品があります。

 

国内クリスタルメーカーのカガミクリスタルが製造しているクリスタルデキャンタに入ったものもあり、高級ラインナップ商品もしくは限定商品になっています。

 

その他には、日本の伝統工芸品である、有田焼や九谷焼で製造されたデキャンタがあります。

 

また、デキャンタに富士山の絵や鳥の絵など金彩や鮮やかな色彩でプリントされたデキャンタがあり、こちらは意匠ボトルと言われています。

 

この商品は限定商品になりますので高額買取になります。

 

楽器の形をしたボトルもあり、こちらは製造年が少し古い商品になります。

 

中にはピアノの形をした商品やリラギターの形をした物がありますが、流通数が少ないため買取価格も高額です。

 

金のマーク

 

響には一部ラベル向かって左側に金のマークがプリントされている商品があります。

 

このマークがプリントされている響は、年代の古い響です。

 

年代が古い響は基本的には数万単位での買取価格になります。

 

響の買取価格が高騰している理由

 

響はジャパニーズウイスキーの中でも、買取価格が高い商品として知られています。

 

ここでは、響が高額になる理由を紹介していきます。

 

ジャパニーズウイスキーの人気が高まっている

 

2000年代に入ってから、国際的な権威のあるウイスキーのコンペティションで、「響」「白州」「山崎」「竹鶴」などのジャパニーズウイスキーが次々に賞を獲得するようになりました。

 

数多くの受賞により世界的に人気が高まり、価格が上昇しています。

 

ドラマの影響によるジャパニーズウイスキーブーム

 

2014年から2015年にかけて、ニッカウヰスキーの創始者竹鶴政孝氏がモデルとなったNHKの連続テレビ小説「マッサン」 が放映され、竹鶴だけでなく、ジャパニーズウイスキー全体の注目を集める出来事となりました。

 

このことにより、海外だけでなく国内でのジャパニーズウイスキーブームが起き、今もその人気は続いています。

 

響の買取業者を選ぶポイント

 

響を買取に出そうと思ったとき、どの買取業者に依頼するのが良いのでしょうか。

 

ここでは響を安心して買取に出すために、買取業者を選ぶポイントを紹介します。

 

インターネットや電話で買取依頼を受け付けている

 

買取サービスの利用というと、買取店に売りたい品物を持ち込んで買取してもらうという形を想像する方が多いかと思います。

しかし実際には、お酒を専門に取り扱っている買取店も存在しますが、数が少ないのが現状です。

 

近くに店舗がない場合は、遠くの店舗までウイスキーを持ち運ばなければいけないので、時間と手間がかかります。

 

また、ウイスキーはガラスや陶器のボトルに入っているので、遠距離を持ち運んでいる際にボトルが割れたり、ヒビが入ったりしてしまっては大変です。

 

そこでおすすめするのが、インターネットや電話で買取依頼を受け付けている買取業者です。

 

全国規模で買取サービスを展開しているような大規模な買取業者では、インターネットや電話で受け付けていることが多いです。

 

全国どこからでも利用でき、ウイスキーを店舗まで持ち運ぶ必要がないというのがメリットです。

 

お酒の買取実績が豊富

 

大規模な買取業者はさまざまな買取品目を取り扱っていることが多く、お酒に特化している業者は多くありません。

 

そのため、買取業者によって得意とする品物が異なります。

 

響の本来の価値を正確に見極めてもらうためには、お酒の買取を得意とした買取業者に査定を依頼したいところです。

 

気になる買取業者があったら、事前にホームページなどを見て、お酒の買取実績が豊富かどうかを確認しておくことをおすすめします。

 

手数料・キャンセル料が無料

 

買取業者によっては査定料やキャンセル料などの手数料がかかる場合があります。

 

せっかく価値の高い響を売っても、手数料が引かれてしまっては実際に受け取れる買取金額が減ってしまいます。

 

また、査定だけしてもらいたい場合に、手数料を取られてしまうと気軽に利用することができません。

 

買取業者に依頼する前に、査定やキャンセルの際に手数料が発生するかどうかを確認しておきましょう。

 

響を高く売るコツ

 

響を売る際に、できるだけ高く売るために行うといいことを紹介します。

 

未開封で付属品が揃っている状態

 

一度開封してしまうと価値が下がってしまいます。

 

開封済みのお酒は買取できないケースが多いため、売却予定のあるお酒は、開封せずに保管しておきましょう。

 

また、箱や説明書などの付属品が付いている場合は、付属品があるかないかで買取価格が変わることがあるため保管しておきましょう。

 

特に希少性の高いお酒や限定品には、付属品が付いていることが多く、付属品がすべて揃っていると高額買取が期待できます。

 

売却前に綺麗にしておく

 

響の商品は白いラベルを使用している事が多く、年数が経過するにつれ、汚れてしまいやすいです。

 

多少であれば問題ありませんが、ダメージが多い場合は減額対象になります。

 

売る前に瓶やホコリを払い、汚れを拭いておいたりなど、簡単にクリーニングしておきましょう。

 

しかし、やりすぎると傷が付いてしまうこともあるので、ほどほどにできる範囲で綺麗にするのがベストです。

 

適切な保管方法で保管する

 

お酒は温度や湿度によって味や風味が変わるため、そのお酒に合った適切な保管方法で保管しておく必要があります。

 

商品の状態は買取価格に大きく影響するため、保管方法を気にしたことがなかったという人はお酒の管理方法を見直しましょう。

 

まとめて売る

 

買取に出すお酒を複数所持している場合は、まとめて売る方が買取価格が上がる可能性が高くなります。

 

写真を加工したりしない

 

写真査定の際、綺麗に見せるために写真をアプリで加工したりする人がいますが、それはよくありません。

 

写真が綺麗でも、実物と違うと最終的な買取価格が下がってしまいます。

 

あくまでもありのままの状態がわかる写真を送るようにしましょう。

 

買取価格の理由を説明してもらう

 

買取価格が相場より低いなど納得のいかない場合は、その買取価格になった理由を説明してもらいましょう。

 

傷の状態による減額などが明確であったり、商品の相場の話をしっかりしてくれる査定士を選ぶことも大切です。

複数の業者と比較する

 

響を売るときは2社以上の業者に見積もりを取りましょう。

 

査定結果を比較し、最も高く買い取ってくれる業者を選ぶようにします。

 

ウイスキーなどの酒類は専門性が高く、製造年数、在庫状況、品質など、多くの要素を適切に見なければ響の本来の買取相場はわかりません。

 

相場がわからなければ、本来はもっと高く売れたはずなのに、損をしてしまうケースもあります。

 

特定の銘柄の買取に強い業者、まとめ売りに強い業者など、業者によって得意とするジャンルがあります。

 

また、キャンペーンの内容や期間限定で買取率をアップしているなど、お得な情報がないかも調べてみるとよいでしょう。

 

まとめ

 

響は日本の代表的なウイスキーとして、世界的にも認められ、買取価格が高騰しています。

 

しかし高く売るためには、相場を知ることや保存状態など、いくつかのポイントを押さえておかなければなりません。

 

さらに重要なのは、響の価値を正しく評価できる業者へ売却することです。

 

また、響で資産運用できることはご存知ですか?

 

Wgainではウイスキーを買い取るのではなく、価値のあるヴィンテージウイスキーで資産運用ができる日本初のプラットフォームを運営しています。

 

お客様が所持しているウイスキーもしくは当社が出品するウイスキーの所有権を購入していただき、売却することで資産運用ができます。

 

ぜひウイスキーがお好きな方、資産運用に興味がある方はご検討ください。