2023年7月22日

サントリー響 21年の定価販売はあるのか?購入方法や味を紹介

響 21年 定価

サントリー響 21年の定価販売はあるのでしょうか?

 

本記事では、響 21年の購入方法や味を紹介します。

 

響21年とは

 

サントリーのプレミアムブレンデッドウイスキー「響21年」。

 

今や様々な賞を獲得し日本を代表するブレンデッドウイスキーとして知られています。

 

使用原酒は贅沢で、サントリーが所有する「山崎蒸溜所」「白州蒸溜所」「知多蒸溜所」のモルト原酒2種、グレーン原酒1種の酒齢21年以上の原酒のみを使用する高級ウイスキーです。

 

長期の熟成を経ている為、棘のない丸みのある口当たりとまろやかで長期熟成ならではの重厚な味わいに酔いしれるウイスキーです。

 

響の歴史

 

響の歴史はそこまで古くは無く、誕生したのは1989年でした。

 

鳥井信治郎からマスターブレンダーを継いだ佐治敬三がサントリー創業90周年を迎えた時に、日本最高峰のウイスキーを目指しサントリーの技術を駆使して製造されました。

 

そして、初めて発売されたのが響 1989です。初期ロットでは、ビンテージの表記はなく誕生した年の1989年の西暦が記載されているだけでした。

 

しかし、発売当初から原酒は充実しており恐らく酒齢17年前後の原酒を使用して作られていたようです。

 

その後、12年、17年、21年、30年と様々なラインナップが定番として登場しました。

 

その他に、九谷焼や有田焼のデキャンタボトルを使用した響 35年も販売されていました。

 

35年のラインナップについては定価で70万円以上、100本前後の出荷量であまり世に出回っていないウイスキーとなっています。

 

 モルトからグレーンまですべてが酒齢21年以上

 

響21年は最低酒齢が21年以上の原酒のみを使用しております。

 

使用している原酒はサントリーが所有する「山崎蒸溜所」「白州蒸溜所」「知多蒸溜所」この3種類の原酒を使用しております。

ブレンデッドウイスキー響のコンセプトとして「人と自然に響き合う」というサントリーの企業理念を込めており、味わいに関しては個性的なサントリーの所有する蒸溜所3つを上手にまとめ合わせた非常に上品な仕上がりのウイスキーとなっております。

 

味わいや香り

 

味わいの特徴としてはなんといっても最低酒齢21年もかけた角のなさだと思われます。

 

「上品で重厚感のある山崎」「フレッシュで清涼感溢れる白州」「軽やかでほんのりとした甘さを感じる知多」の相反する原酒が混ざり合った時、この仕上がりを想像できる人はいないでしょう。

 

公式サイトなどのテイスティングノートでは、「香り レーズン、杏、イチゴジャム、バニラ / 味わい ビスケット、トフィー、甘酸っぱさ、スパイシー」と記載されており、長期熟成のウイスキーで記載されるコメントが見受けられます。

 

現状、お店を回って見つけるには難易度が高いので、バーを回って見つけた時に一度味わってみるのも一つの手かもしません。

 

響21年の世界的な受賞歴

 

受賞歴について響21年はとんでもない量の賞を受賞しています。

 

ISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)では15回受賞しています。

 

金賞は6回、ダブルゴールドは2回、そして各部門の最高賞である「トロフィー」はなんと6回。

 

更には、2017年は最高賞の「トロフィー」に加えて「シュプリーム チャンピオン スピリット」という各部門のトップ、言うなれば世界一のスピリッツとして認められたのです。

 

響21年を定価で入手する方法

 

響21年を定価で手に入れるには「オンラインサイト」「百貨店や酒販店の抽選販売」「福袋や抱き合わせでの販売」この3つが比較的手に入れやすい方法です。

 

しかし、必ず手に入るわけではなく入念な下調べと準備が重要になってきます。

 

オンラインサイト

 

プレミア価格での販売が目立つオンラインサイトですが、下調べと準備を重ねれば購入することは可能なようです。

 

その方法が、百貨店や大手酒屋が実施するオンライン上での抽選販売です。

 

例えば、東急ネットショッピングではプレミアム国産ウイスキーの先着販売をカード会員限定で実施しているようです。

 

響21年を定価で購入出来るチャンスに加えて、山崎25年や白州25年などのラインナップも販売されることがあるようです。

 

その他に、イオンが運営する「AEON de WINE」では定期的に「洋酒抽選キャンペーン」を実施しています。

 

主に抱き合わせでの販売が多いようですが、それでも納得できるような内容のものが多いです。

 

百貨店や酒販店の抽選販売

 

百貨店では、店頭受付の抽選販売が定期的に行われているようです。

 

大阪高島屋では、山崎12年、 山崎18年、 白州12年、 響 21年の4本セットが税込92,400円で販売されていたようです。

 

うすい百貨店の地下1Fリカー売り場では、国産ウイスキーの抽選販売を定期的に実施しているようです。確認した時点でのラインナップとしては、

 

サントリー山崎 4,950円(税込)

サントリー白州 4,950円(税込)

サントリー響ジャパニーズハーモニー 6,050円(税込)

マッカラン18年45,056円(税込)

963 ワインウッドリザーブ 10,000円(税込)

 

この内容のようで、残念ながら響21年はありませんでした。

 

しかし、こちらも定期的に開催されているイベントのようなので、抜け目無く確認すれば響21年が販売されるタイミングに遭遇できるかもしれません。

 

上記で紹介した百貨店での抽選販売は両方とも条件があり、対象の百貨店のカード会員限定のみということです。

 

高島屋では、入会金年会費無料という低いハードルになっています。その為、参加者が多くなることから倍率が高くなる傾向にあるようです。

 

なので、より確率を上げたい場合は年会費がかかるカードを作っていてかつ応募条件が百貨店のカードを持っていることという、より限定された条件の抽選があれば定価で手に入れることはそこまで難しいことではないかもしれません。

 

福袋や抱き合わせでの販売

 

響21年を定価で手に入れる方法の一つとして、福袋や抱き合わせで購入するという方法があります。

 

メリットは、多数のウイスキーを一度に手に入れられることです。

 

これからウイスキーを飲み始めたい人や、飲み比べをするにはどのウイスキーを買えばいいのか分からないという方は、響21年1本を手に入れる努力をするよりこちらの方法がおすすめです。

 

理由としては、自分で調べる手間が省けてかつ品質として良いウイスキーがセットになっていることが多いためです。

 

SNSでの投稿を見る限り、響21年ではないのですが、

 

山崎 リミテッドエディション 2022

ケイデンヘッド グレントファース 14年

スペイバーン10年

グレンカーク スペイサイド シングルモルト 12年

ベンロマック 10年

という豪華なラインナップで42,900円(税込)でした。

 

インターネットでの参考価格の合計で見た時、大体45,000円(税込)ぐらいなので少しお得な価格です。

 

これから飲み始めるという方はあえてこっちを選ぶのも方法の一つではないでしょうか。

 

そして、デメリットとしては、いらないものまで一緒に買ってしまうというところです。

 

抱き合わせは中身が見えているので妥協するか否かを判断することは可能ですが、福袋の場合はハズレを出し続けた場合抱き合わせよりも大変な損をする可能性があります。

 

最悪の場合、あたりは出し切っていて手に入れられないことがあるかもしれません。

 

大体の場合、響21年のような人気商品は店舗ごとでの割り当てになっていることが多く、あたりが追加されることはありません。

 

「価格相応のウイスキーが手に入るなら何でもいい」という方はやってみるのもありかもしれません。

 

バリエーションが豊富な響21年

 

響21年と一括りにいってもこちらの記事をご覧になられている方が想像するあのどっしりとした形状のボトルだけではありません。

 

日本画が描かれている和のテイストあふれるものや、日本を代表する食器メーカー「カガミクリスタル」が手掛けたボトルも存在します。

 

過去には、有名な陶芸家が手掛けたスペシャルボトルコレクションと言われる飾って楽しめるものも販売されていました。

ほとんどが限定品なので、なかなか手に入れるのは難しいのが現状です。

 

意匠ボトル シリーズ

 

響には「意匠ボトル」という日本画が描かれているボトルが存在します。

 

その中の「響21年 意匠ボトル〈富士風雲図〉」は、2014年3月25日に2000本限定の希望小売価格30,000円(税別)で販売されたウイスキーです。

 

発売の時点で、世界のコンペで様々な賞を受賞していた響21年にふさわしい絵が描かれています。化粧箱にも、ボトル同様の絵が描かれておりコレクターの方にはたまらない一本となっています。

 

その他に、免税店限定で販売された「響 21年 花鳥風月」の2種類が響21年では販売されているようです。

 

ただ、こちらの2点は両方とも限定品となっているので定価で手に入れるのはかなり難しいかと思われます。

 

スペシャルボトルコレクション

 

各シリーズの中でも響21年にふさわしい、見た目にもこだわりを見せたスペシャルボトルコレクションというものが存在します。

 

スペシャルボトルコレクションとは1992年から2014年まで販売されていたコレクター向けの商品です。

 

「ウイスキーとやきものの出会い」というコンセプトの元「有田」「瀬戸」「久谷」の名匠が手掛けたボトルで販売されていました。

 

響21年がこのシリーズのラインナップに含まれたのが2001年から2014年までです。

 

2001年に発売されたのは以下2種類です。

「サントリーボトルコレクション 響21年 有田焼〈色絵松鶴梅鶉文八角瓶〉」

「サントリーボトルコレクション 響21年 九谷焼〈古九谷風駿馬文瓶〉」

 

響 21年は本シリーズ終了までラインナップに含まれており、最後を締めくくったのは

「響21年 有田焼〈色絵輪繋文風鐔形瓶〉」

「響 21年〈九谷焼 色絵華王瑞鳥文瓶〉」

上記2種類でした。

 

現状こちらも再販されるニュースなどは確認できておりません。

 

まとめ

 

今回はサントリーが誇る最高級ブレンデッドウイスキー響21年について紹介しました。

 

見かけたとしても、プレミアム価格でがっかりすることが多いですが、下調べと準備そしてタイミングさえ合えば定価で手に入れることはそこまで難しいわけではないような印象です。

 

ただ、ウイスキーを飲むことが無くプレゼントやお中元などでもらってどうしようかと思っている方は、売却を検討するのも一つの手かもしれません。

 

Wgainはウイスキーを買い取るのではなく、価値のあるヴィンテージウイスキーで資産運用ができる日本初のプラットホームです。

 

出品されているウイスキーの所有権を購入し、年月を空けて売却することで資産運用ができます。