2023年7月12日
【2023年】山崎18年の買取相場！高く売る方法や買取サービスを紹介
目次
サントリーが製造・販売している山崎は、日本を代表するウイスキーです。
山崎は、嗜好品として人気があるだけでなく、買取市場においても高い価値が付いています。
「山崎」は一つの商品名ではなく、「山崎12年」や「山崎18年」などの種類のシリーズ名や呼称のようなものです。
今回は、その中でも「山崎18年」に注目して、特徴や買取市場での価値などを深ぼっていきます。
山崎18年を売りたいと考えている方や、これから山崎18年を購入して資産価値にしたいと思っている方はぜひ参考にしてください。
サントリーの代表的なお酒「山崎18年」
山崎18年は、日本国内のみならず世界的にも評価が高いウイスキーです。
山崎はジャパニーズウイスキーを世界に広めたサントリーを代表するブランドの一つです。
山崎18年は、酒齢18年以上のシェリー樽熟成原酒をベースに、ミズナラ樽の長期熟成原酒を組み合わせたじっくりと後熟したフルボディタイプのウイスキーです。
シェリー樽熟成由来の甘いドライフルーツや香ばしいチョコレートの香りが印象的な味わいです。
濃厚でコクのあるフルボディタイプのウイスキーである山崎18年は、長期間熟成させるので、完成までに長い時間がかかります。
時間がかかるゆえに生産量が少なく、入手がしにくい点も人気の理由となっています。
山崎18年が人気の理由
次に、山崎18年の特徴から、山崎18年の人気の理由について解説します。
熟成感と奥行きのある味わい
シェリー樽熟成由来の甘いドライフルーツや香ばしいチョコレートの香りが印象的。
蜂蜜の甘さや甘酸っぱさにスパイシーさも加わった味わいで、ミズナラ樽で長期熟成された原酒の熟成感と奥行きのある味わいが広がります。
フィニッシュには熟した果実の香りと甘酸っぱさ、長く深い余韻が残ります。
世界的な賞の受賞歴がある
山崎18年は、世界的に権威ある数々の賞を受賞しています。
山崎18年の受賞歴
2005 SWSC ダブルゴールド（最優秀金賞）
2006 IWSC トロフィー（最高賞）
2007 ISC 金賞
2008 SWSC ダブルゴールド（最優秀金賞）
2009 SWSC ダブルゴールド（最優秀金賞）
2010 ISC 金賞
2010 SWSC ダブルゴールド（最優秀金賞）
2011 SWSC ダブルゴールド（最優秀金賞）
2012 ISC トロフィー（最高賞）
2013 SWSC ダブルゴールド（最優秀金賞）
2013 ISC 金賞
2014 ISC 金賞
2015 SWSC ダブルゴールド（最優秀金賞）
2015 SWSC ベスト アザーウイスキー賞
2018 ISC 金賞
ISC（インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ）は、ロンドンで開催される世界的な洋酒コンペティションのウイスキー部門です。
SWSC(サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション)は、アメリカのお酒の業界紙が主催しているコンペティションです。
山崎18年はどこで買える？
山崎18年を今から入手したいという方に向けて、購入できる場所や価格を調べました。
希望小売価格は35,200円（税込）ですが、定価で手に入れるのは難しく、ネット通販などではプレ値と呼ばれる定価に上乗せされた金額で販売されています。
Amazon
Amazonでは約10%上乗せで販売します。
しかしAmazonで山崎18年が販売される機会は、年に2、3回あれば良いレベルです。
百貨店・スーパー・酒屋
実店舗の場合、いつ販売されるかも事前にはわからないことが多いので、完全に運になりますが、年末年始や父の日、お中元、お歳暮の時期などは狙い目です。
イオンではお正月などに山崎18年等が抱き合わせで販売されることもあるようです。
あとは、新規オープンやリニューアルオープンのタイミングで販売されることもあります。
酒屋の「やまや」では店頭に置いてあることもあるようですが、プレ値での販売であることが多いです。
また、免税店や百貨店では山崎18年の抽選販売が行われることがあります。
山崎18年は定価で買える？
山崎18年を定価で購入するのは難しいとお伝えしましたが、お店によって販売価格は違うのかなど山崎18年の価格について紹介します。
以下の価格は2023年6月時点の価格です。
プレ値は常に変動するため、実際の価格はご自身で確認いただけると幸いです。
希望小売価格：35,200円
Amazon：111,700円
ビックカメラ：28,050円（抽選）
ヨドバシカメラ：35,200円（在庫なし）
定価で購入できるお店は抽選か在庫切れ、在庫のあるお店またはフリマアプリなどの個人取引になると、定価の4倍以上のプレ値が付いています。
高額買取になる山崎18年の種類
古い年代の山崎18年と現行の山崎18年では、ラベルのマークや表記が異なります。
古い年代に販売されたマークや表記がある山崎18年は「旧ボトル」と呼ばれます。
同じ「山崎18年」という商品でも旧ボトルと現行品では買取価格が異なります。
商品の仕様変更により現在では入手困難になった、旧ボトルの山崎18年は現行品よりも買取価格が数万円上がる場合があります。
現在販売されている山崎18年には、何もマークが付いていませんが、旧ボトルの山崎18年には、左上にサントリーの花のマークが付いています。
また、現在販売されている山崎18年には「シングルモルト」と表記がありますが、最も古い山崎18年は「ピュアモルト」と表記されています。
山崎18年リミテッドエディションとは？
「山崎18年リミテッドエディション」は、海外向けに数量限定で販売されたもので、日本未発売の希少価値の高い特別なボトルです。
味わいのレベルの高さはもちろんのこと、コレクション需要も高いプレミア品となっています。
実は高額な山崎18年のミニボトル
山崎18年には、700mlの通常のサイズの他に、50mlのミニボトルがあります。
通常のボトルに比べて14分の1の容量しかありませんが、高額買取が期待できます。
ミニボトルは元々の生産本数が少なく、現在では生産終了となっているため、希少価値が高く、買取価格にも影響しています。
山崎18年の価格推移
2011年には18,000円で販売されていましたが、10年後の2021年には7,000円値上げして25,000円になりました。
さらに2022年4月に価格改定が行われ、現在の山崎18年の価格は、32,000円になっています。
Amazonに出品されている山崎18年の価格は、2011年時点では定価とほぼ同額でしたが、2023年6月現在は111,700円と約6倍に価格が高騰しています。
山崎18年の買取相場
ここでは、数多くのお酒の買取店から収集した買取価格をもとに、山崎18年の買取相場をご紹介します。
※下記は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。
※市場状況や在庫状況により買取価格が変動する場合があります。
※買取相場の価格は未開封・未使用品を想定しています。
山崎18年の買取相場は、以下のようになっています。
山崎18年 シングルモルト 箱あり：132,000円
山崎18年 シングルモルト 箱なし：124,000円
山崎18年リミテッドエディション：110,000円
山崎18年 ピュアモルト 750ml 付属品あり：250,000円
山崎18年の買取相場が高い理由
山崎18年は製造に時間がかかるため、生産量の少なさから市場に出回る機会が少なく、価格相場は年々上昇傾向にあります。
運よく定価で購入できればラッキーですが、抽選にでも当たらない限り、定価で購入するのはなかなか難しいというのが現状です。
一方で山崎18年を売りたい方にとっては、高騰している今が高く売れるチャンスです。
一度買取業者に査定に出してみるとよいでしょう。
山崎18年の買取業者を選ぶポイント
山崎18年を買取に出そうと思ったとき、どの買取業者に依頼するのが良いのでしょうか。
ここでは山崎を安心して買取に出すために、買取業者を選ぶポイントを紹介します。
インターネットや電話で買取依頼を受け付けている
買取サービスの利用というと、買取店に売りたい品物を持ち込んで買取してもらうという形を想像する方が多いかと思います。
しかし実際には、お酒を専門に取り扱っている買取店も存在しますが、数が少ないのが現状です。
近くに店舗がない場合は、遠くの店舗までウイスキーを持ち運ばなければいけないので、時間と手間がかかります。
また、ウイスキーはガラスや陶器のボトルに入っているので、遠距離を持ち運んでいる際にボトルが割れたり、ヒビが入ったりしてしまっては大変です。
そこでおすすめするのが、インターネットや電話で買取依頼を受け付けている買取業者です。
全国規模で買取サービスを展開しているような大規模な買取業者では、インターネットや電話で受け付けていることが多いです。
全国どこからでも利用でき、ウイスキーを店舗まで持ち運ぶ必要がないというのがメリットです。
お酒の買取実績が豊富
大規模な買取業者はさまざまな買取品目を取り扱っていることが多く、お酒に特化している業者は多くありません。
そのため、買取業者によって得意とする品物が異なります。
山崎18年の本来の価値を正確に見極めてもらうためには、お酒の買取を得意とした買取業者に査定を依頼したいところです。
気になる買取業者があったら、事前にホームページなどを見て、お酒の買取実績が豊富かどうかを確認しておくことをおすすめします。
手数料・キャンセル料が無料
買取業者によっては査定料やキャンセル料などの手数料がかかる場合があります。
せっかく価値の高い山崎を売っても、手数料が引かれてしまっては実際に受け取れる買取金額が減ってしまいます。
また、査定だけしてもらいたい場合に、手数料を取られてしまうと気軽に利用することができません。
買取業者に依頼する前に、査定やキャンセルの際に手数料が発生するかどうかを確認しておきましょう。
山崎18年を高く売るコツ
山崎18年と一口に言っても、旧ラベルや現行品の違いなど種類があります。
その中で高く売れる山崎18年の特徴を紹介していきたいと思います。
ラベルマークがある
ラベルを正面から見て左上にマークがあるかないかも買取において重要なポイントです。
現在販売されている山崎12年には、何もマークが付いていません。
しかし古い年代の山崎18年には、サントリーの花のマークが付いています。
ピュアモルトの表記
山崎18年のラベルの左上には、「SINGLE MALT」か「PURE MALT」の表記があります。
「PURE MALT」の記載がある方が古く、高額買取になります。
付属品が揃っている
山崎18年などのウイスキーは嗜好品として人気があるのはもちろんのこと、コレクターの間でも人気が高い商品です。
コレクターからすると、箱や説明書など、販売時に同梱されていた付属品もコレクションとして重要な意味を持ちます。
そのため、あるべき付属品が欠けている場合は、買取価格が下がってしまう可能性があります。
山崎18年などのウイスキーを買取に出す際は、付属品も一緒に査定に出しましょう。
保存状態の良し悪し
人気のウイスキーや希少性の高いウイスキーであっても、保存状態が悪いと高く買取してもらうのは難しいかもしれません。
ウイスキーの査定において保存状態は非常に重要です。
開封済み・ボトルにヒビや傷がある・ウイスキーの液面が下がっている・ウイスキーが変色しているなどの症状がある場合は、買取価格が下がってしまう可能性があります。
こういった事態を避けるために、ウイスキーの保管方法には気をつけて、購入時に付属している箱にしまったまま、冷暗所に保管しておくことをおすすめします。
また、ボトルやラベルの汚れも買取価格に影響することがあります。
簡単に落とせそうな汚れであれば、査定に出す前に綺麗にしておきましょう。
ただ、ラベルが剥がれたりボトルに傷がついてしまっては取り返しがつかないので、柔らかい布で拭く程度にとどめておきましょう。
名入りのウイスキーは買取不可になるケースも
山崎などのウイスキーは、贈答品や記念品としても重宝されます。
贈る相手の名前をボトルのラベルに印字するサービスは、誕生祝いや還暦祝いなどに高い人気があります。
しかし、買取市場においては、名入りのウイスキーは需要が低くなってしまいます。
場合によっては買取不可になってしまうケースもあるでしょう。
名入りのウイスキーを買取に出したいと考えている場合は、事前に買取業者に買取可能かどうか確認しておいた方がいいかもしれません。
まとめ
今回は「山崎18年」の特徴や買取市場においての価値を紹介しました。
山崎18年は長期にわたって熟成するのに時間がかかるため、生産量が少なく、価格相場は年々上昇傾向にあります。
なかなか定価で購入するのは難しいですが、抽選などで入手できる機会もあるのでチャレンジしてみるのもいいでしょう。
一方で山崎18年を売りたい方にとっては、買取価格が高騰している今がチャンスです。
Wgainではウイスキーを買い取るのではなく、価値のあるヴィンテージウイスキーで資産運用ができる日本初のプラットフォームを運営しています。
お客様が所持しているウイスキーもしくは当社が出品するウイスキーの所有権を購入していただき、売却することで資産運用ができます。
ぜひウイスキーがお好きな方、資産運用に興味がある方はご検討ください。
