2023年7月11日

【2023年】竹鶴17年の買取相場!高く売る方法や買取サービスを紹介

竹鶴17年 買取

竹鶴17年は、2001年に発売となったニッカウヰスキーの竹鶴シリーズのひとつです。

 

しかし現在は終売となっており、入手困難な銘柄として買取市場では高値での取引が行われています。

 

今回は、竹鶴17年の人気の理由と現在の買取市場における価値について解説します。

 

竹鶴17年の特徴

 

竹鶴17年はニッカが誇る北海道余市蒸留所の重厚で力強いタイプのモルト原酒と、宮城峡蒸留所の柔らかく華やかなローランドタイプのモルト原酒の2種類をヴァッティングして作られたブレンデッドモルト・ウイスキーです。

 

やわらかなウッディ感の中に、心地よいスモ-キーさと、モルティな香ばしさが絶妙なバランスで漂い、フィニッシュには深みのあるエステル香が湧き立ちます。

 

竹鶴17年は、ウイスキーの国際的コンテスト「ワールド・ウイスキー・アワード2018」(WWA)において、「ワールド・ベスト・ブレンデッドモルトウイスキー​​」を受賞し、世界最高賞のブレンデッドモルトウイスキーとして認定されました。

 

また、このウイスキーが素晴らしいのは味だけではなく、ラベルやボトルのデザインです。

 

ボトルのショルダー部分からネックにかけての形状はポットスチルを表現、側面のボディ部分は丸みの付いたデザインで樽を表現、バックラベルには、竹鶴政孝氏・リタ婦人の写真と共にニッカウヰスキーへのお二人の想いが綴られています。

 

このボトルにはその歴史が込められており、ストーリー性が感じられ、デザイン性が高く、こだわりの詰まったボトルになっています。

 

竹鶴17年の価格推移

 

竹鶴17年はもともと定価7,000円でしたが、この後に数回の値上げを繰り返し、休売の後に終売となります。

 

終売以降は買取価格が高騰し続けており、現在ではネット通販で、700mlで30,000円〜50,000円で販売されています。

 

竹鶴17年の買取相場

 

ここでは、数多くのお酒の買取店から収集した買取価格をもとに、竹鶴17年の買取相場をご紹介します。

 

2023年6月現在は28,000円前後で買い取られていることが多いようです。

 

※上記は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。

※市場状況や在庫状況により買取価格が変動する場合があります。

※買取相場の価格は未開封・未使用品を想定しています。

 

竹鶴17年の買取価格が高騰している理由

 

竹鶴17年が高く売れるのには、いくつか理由があります。

 

それぞれの理由を見てみましょう。

 

ジャパニーズウイスキーの人気が高まっている

 

2000年代に入ってから、国際的な権威のあるウイスキーのコンペティションで、竹鶴などのジャパニーズウイスキーが次々に賞を獲得するようになりました。

 

2011年から4年連続で「竹鶴21年」が、イギリスのウイスキー専門誌が主催する国際コンクールのWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)でワールド・ベスト・ブレンデッドモルト(ピュアモルト)ウイスキーという世界最高賞を受賞しました。

 

さらに2015年には「竹鶴17年」がブレンデッド・モルトウイスキー部門で世界最高賞を受賞し、世界中の人に認められています。

 

数多くの受賞により世界的に人気が高まり、価格が上昇しています。

 

原酒が不足している

 

現在、市場に流通しているエイジングされたウイスキーの多くは、1990年代に仕込まれたものです。

 

ウイスキーは、大麦麦芽(モルト)を原料としていますが、糖化・発酵させ、蒸溜することで原酒を作りその後、樽の中でじっくり寝かせて熟成させます。

 

竹鶴17年は、17年以上の長期熟成が必要になるため、完成までにはそれだけの時間を要します。

 

近年のジャパニーズウイスキーの需要に供給が追いつかないため、原酒が不足しています。

 

このように、需要に対して供給量が追いついていないことも、価格が上昇する原因の一つです。

 

こだわりのヴァッティング

 

ヴァッティングとは、モルトウイスキーとモルトウイスキーを混和することを指します。

 

竹鶴は、ブレンダーによる繊細な作業により、より価値を高めるための美味しさが追求され続けています。

 

ドラマの影響によるジャパニーズウイスキーブーム

 

「竹鶴」の名前は、ニッカウヰスキーの創始者竹鶴政孝にちなんだものです。

 

竹鶴政孝は2014年から2015年にかけて放送されたNHKの連続テレビ小説「マッサン」 のモデルにもなっており、その影響はとても大きく、竹鶴だけでなく、「余市」やサントリーの「山崎」など、空前のウイスキーブームを巻き起こしました。

 

このことも、竹鶴をはじめとする、ニッカウヰスキーの人気が高まった理由の一つとなっています。

 

竹鶴17年の買取業者を選ぶポイント

 

竹鶴17年を買取に出そうと思ったとき、どの買取業者に依頼するのが良いのでしょうか。

 

ここでは竹鶴17年を安心して買取に出すために、買取業者を選ぶポイントを紹介します。

 

インターネットや電話で買取依頼を受け付けている

 

買取サービスの利用というと、買取店に売りたい品物を持ち込んで買取してもらうという形を想像する方が多いかと思います。

 

しかし実際には、お酒を専門に取り扱っている買取店も存在しますが、数が少ないのが現状です。

 

近くに店舗がない場合は、遠くの店舗までウイスキーを持ち運ばなければいけないので、時間と手間がかかります。

 

また、ウイスキーはガラスや陶器のボトルに入っているので、遠距離を持ち運んでいる際にボトルが割れたり、ヒビが入ったりしてしまっては大変です。

 

そこでおすすめするのが、インターネットや電話で買取依頼を受け付けている買取業者です。

 

全国規模で買取サービスを展開しているような大規模な買取業者では、インターネットや電話で受け付けていることが多いです。

 

全国どこからでも利用でき、ウイスキーを店舗まで持ち運ぶ必要がないというのがメリットです。

 

お酒の買取実績が豊富

 

大規模な買取業者はさまざまな買取品目を取り扱っていることが多く、お酒に特化している業者は多くありません。

 

そのため、買取業者によって得意とする品物が異なります。

 

竹鶴17年の本来の価値を正確に見極めてもらうためには、お酒の買取を得意とした買取業者に査定を依頼したいところです。

 

気になる買取業者があったら、事前にホームページなどを見て、お酒の買取実績が豊富かどうかを確認しておくことをおすすめします。

 

手数料・キャンセル料が無料

 

買取業者によっては査定料やキャンセル料などの手数料がかかる場合があります。

 

せっかく価値の高い竹鶴17年を売っても、手数料が引かれてしまっては実際に受け取れる買取金額が減ってしまいます。

 

また、査定だけしてもらいたい場合に、手数料を取られてしまうと気軽に利用することができません。

 

買取業者に依頼する前に、査定やキャンセルの際に手数料が発生するかどうかを確認しておきましょう。

 

竹鶴17年を高く売るコツ

 

竹鶴17年を売る際に、できるだけ高く売るために行うといいことを紹介します。

 

未開封で付属品が揃っている状態

 

一度開封してしまうと価値が下がってしまいます。

 

開封済みのお酒は買取できないケースが多いため、売却予定のあるお酒は、開封せずに保管しておきましょう。

 

また、箱や説明書などの付属品が付いている場合は、付属品があるかないかで買取価格が変わることがあるため保管しておきましょう。

 

特に希少性の高いお酒や限定品には、付属品が付いていることが多く、付属品がすべて揃っていると高額買取が期待できます。

 

売却前に綺麗にしておく

 

綺麗なものの方が買取価格がアップします。

 

売る前に瓶やホコリを払い、汚れを拭いておいたりなど、簡単にクリーニングしておきましょう。

 

しかし、やりすぎると傷が付いてしまうこともあるので、ほどほどにできる範囲で綺麗にするのがベストです。

 

適切な保管方法で保管する

 

お酒は温度や湿度によって味や風味が変わるため、そのお酒に合った適切な保管方法で保管しておく必要があります。

 

商品の状態は買取価格に大きく影響するため、保管方法を気にしたことがなかったという人はお酒の管理方法を見直しましょう。

 

まとめて売る

 

買取に出すお酒を複数所持している場合は、まとめて売る方が買取価格が上がる可能性が高くなります。

 

写真を加工したりしない

 

写真査定の際、綺麗に見せるために写真をアプリで加工したりする人がいますが、それはよくありません。

 

写真が綺麗でも、実物と違うと最終的な買取価格が下がってしまいます。

 

あくまでもありのままの状態がわかる写真を送るようにしましょう。

 

買取価格の理由を説明してもらう

 

買取価格が相場より低いなど納得のいかない場合は、その買取価格になった理由を説明してもらいましょう。

 

傷の状態による減額などが明確であったり、商品の相場の話をしっかりしてくれる査定士を選ぶことも大切です。

 

複数の業者と比較する

 

竹鶴17年を売るときは2社以上の業者に見積もりを取りましょう。

 

査定結果を比較し、最も高く買い取ってくれる業者を選ぶようにします。

 

ウイスキーなどの酒類は専門性が高く、製造年数、在庫状況、品質など、多くの要素を適切に見なければ竹鶴17年の本来の買取相場はわかりません。

 

相場がわからなければ、本来はもっと高く売れたはずなのに、損をしてしまうケースもあります。

 

特定の銘柄の買取に強い業者、まとめ売りに強い業者など、業者によって得意とするジャンルがあります。

 

また、キャンペーンの内容や期間限定で買取率をアップしているなど、お得な情報がないかも調べてみるとよいでしょう。

 

まとめ

 

竹鶴17年は、ISCやWWAなど国際的なコンペティションで数々の賞を受賞しており、国内外で人気が高まっています。

 

しかし、原酒不足により2020年に終売となり今では希少な銘柄となっています。

 

竹鶴17年は希少で買取価格が高くなりやすい銘柄ですが、高く売るためには、相場を知ることや保存状態など、いくつかのポイントを押さえておかなければなりません。

 

さらに重要なのは、竹鶴17年の価値を正しく評価できる業者へ売却することです。

 

また、竹鶴17年で資産運用できることはご存知ですか?

 

Wgainではウイスキーを買い取るのではなく、価値のあるヴィンテージウイスキーで資産運用ができる日本初のプラットフォームを運営しています。

 

お客様が所持しているウイスキーもしくは当社が出品するウイスキーの所有権を購入していただき、売却することで資産運用ができます。

 

ぜひウイスキーがお好きな方、資産運用に興味がある方はご検討ください。