2023年7月11日

【2023年】竹鶴12年の買取相場!高く売る方法や買取サービスを紹介

竹鶴12年 買取

竹鶴12年は、西暦2000年を記念してニッカウヰスキーが製造・販売したウイスキーです。

 

2014年に終売となったことから、現在では入手困難なピュアモルトウイスキーのひとつとして買取価格も上昇しています。

 

今回は、竹鶴12年の人気の理由と現在の買取市場における価値について解説します。

 

竹鶴12年の特徴

 

竹鶴12年の正式名称は竹鶴12年ピュアモルトといいます。

 

西暦2000年を記念して、2000年に竹鶴から一番最初に発売されたモルトウイスキーです。

 

「ブレンデッドウイスキーのように飲みやすいピュアモルトウイスキー」を目指して美味しさと飲みやすさを追求した逸品で、世界中で高い称賛を受けています。

 

キーモルトとして使用されているのは、余市蒸留所と宮城峡蒸溜所の2つの蒸留所で作られた酒齢12年以上のモルト原酒です。

 

湧き立つような華やかな香りとスムースな飲みやすさを両立したバランスのよい味わいで、ウッディーな香りと、さわやかな飲み口は、どんな人にも美味しいと感じられるような飲みやすさでウイスキーファンはもちろん、初めてウイスキーを口にする人にも好まれる上質な味に仕上がっています。

 

当初は660mlでレトロバージョンの角瓶でしたが、その後は700mlの丸型ボトルになり販売されていました。

 

また、販売当初は価格が格安だったことも多くのファンを獲得した理由とも言われています。

 

竹鶴12年は、2014年2月に終売となり、同年3月から現在のスタンダードボトルとなるノンエイジの竹鶴がリリースされています。

 

竹鶴12年の価格推移

 

竹鶴12年は660mlで定価2,450円で販売されていました。

 

終売となる2014年以前は流通価格も安く、Amazonでは700mlボトルが約2,000円で販売されていました。

 

竹鶴12年の買取相場

 

2023年6月現在は13,000円前後で買い取られていることが多いようです。

 

2014年に終売となってから竹鶴12年の相場は上がっていましたが、一時期に比べると相場の下落が見受けられます。

 

大きく相場が下がっている訳ではないので今のうちに売却されるのも良いと思います。

 

ちなみにお酒は基本的に旧ボトルは高値が付く傾向にあり、竹鶴12年には旧ボトルである角瓶が存在しますが、竹鶴12年においては今のところ特に大きな差はありません。

 

※上記は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。

※市場状況や在庫状況により買取価格が変動する場合があります。

※買取相場の価格は未開封・未使用品を想定しています。

 

竹鶴12年の買取価格が高騰している理由

 

竹鶴12年は、世界的な品評会であるISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)にて合計7回もの受賞歴があります。

 

2008年にはISC金賞受賞経験もあり、数多くの受賞歴から見ても竹鶴12年が世界的に認められていることがわかります。

 

2000年のリリースから2011年のボトル変更を経て長く愛されてきた竹鶴12年ですが、残念ながら2014年に原酒不足によって終売しています。

 

製造に時間のかかる熟成ウイスキーは、需要が増えたからといって簡単に供給量を増やせるわけではありません。

 

しかも竹鶴12年に使われている余市モルトや宮城峡モルトは、シングルモルトとしての価値も高く、原酒そのものが希少です。

 

つまり、今竹鶴12年を手に入れるためには、2014年以前に販売されていた希少な在庫を狙うしか方法がありません。

 

終売から10年近くも経過しているため、竹鶴12年は12年ものと浅めの熟成でありながら入手困難なウイスキーの位置付けになっているのです。

 

またこの頃にNHK朝の連続ドラマ「マッサン」が放映され、ドラマ内で取り上げられたことから竹鶴ブランドが広く知れ渡るようになりました。

 

このことは国内でジャパニーズウイスキーのブームを起こし、さらに需要が増えました。

 

現在もウイスキーブームは継続中であるため、今後も竹鶴12年の希少価値は上がっていくと予想されています。

 

竹鶴12年の買取業者を選ぶポイント

 

竹鶴が高く売れるのには、いくつか理由があります。

 

それぞれの理由を見てみましょう。

 

ジャパニーズウイスキーの人気が高まっている

 

2000年代に入ってから、国際的な権威のあるウイスキーのコンペティションで、竹鶴などのジャパニーズウイスキーが次々に賞を獲得するようになりました。

 

2011年から4年連続で「竹鶴21年」が、イギリスのウイスキー専門誌が主催する国際コンクールのWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)でワールド・ベスト・ブレンデッドモルト(ピュアモルト)ウイスキーという世界最高賞を受賞しました。

 

さらに2015年には「竹鶴17年」がブレンデッド・モルトウイスキー部門で世界最高賞を受賞し、世界中の人に認められています。

 

数多くの受賞により世界的に人気が高まり、価格が上昇しています。

 

原酒が不足している

 

現在、市場に流通しているエイジングされたウイスキーの多くは、1990年代に仕込まれたものです。

 

ウイスキーは、大麦麦芽(モルト)を原料としていますが、糖化・発酵させ、蒸溜することで原酒を作りその後、樽の中でじっくり寝かせて熟成させます。

 

商品によって、12年や17年など長期熟成が必要になるため、完成までにはそれだけの時間を要します。

 

近年のジャパニーズウイスキーの需要に供給が追いつかないため、原酒が不足しています。

 

このように、需要に対して供給量が追いついていないことも、価格が上昇する原因の一つです。

 

こだわりのヴァッティング

 

ヴァッティングとは、モルトウイスキーとモルトウイスキーを混和することを指します。

 

竹鶴は、ブレンダーによる繊細な作業により、より価値を高めるための美味しさが追求され続けています。

 

ドラマの影響によるジャパニーズウイスキーブーム

 

「竹鶴」の名前は、ニッカウヰスキーの創始者竹鶴政孝にちなんだものです。

 

竹鶴政孝は2014年から2015年にかけて放送されたNHKの連続テレビ小説「マッサン」 のモデルにもなっており、その影響はとても大きく、竹鶴だけでなく、「余市」やサントリーの「山崎」など、空前のウイスキーブームを巻き起こしました。

 

このことも、竹鶴をはじめとする、ニッカウヰスキーの人気が高まった理由の一つとなっています。

 

竹鶴12年の買取業者を選ぶポイント

 

竹鶴12年を買取に出そうと思ったとき、どの買取業者に依頼するのが良いのでしょうか。

 

ここでは竹鶴12年を安心して買取に出すために、買取業者を選ぶポイントを紹介します。

 

インターネットや電話で買取依頼を受け付けている

 

買取サービスの利用というと、買取店に売りたい品物を持ち込んで買取してもらうという形を想像する方が多いかと思います。

 

しかし実際には、お酒を専門に取り扱っている買取店も存在しますが、数が少ないのが現状です。

 

近くに店舗がない場合は、遠くの店舗までウイスキーを持ち運ばなければいけないので、時間と手間がかかります。

 

また、ウイスキーはガラスや陶器のボトルに入っているので、遠距離を持ち運んでいる際にボトルが割れたり、ヒビが入ったりしてしまっては大変です。

 

そこでおすすめするのが、インターネットや電話で買取依頼を受け付けている買取業者です。

 

全国規模で買取サービスを展開しているような大規模な買取業者では、インターネットや電話で受け付けていることが多いです。

 

全国どこからでも利用でき、ウイスキーを店舗まで持ち運ぶ必要がないというのがメリットです。

 

お酒の買取実績が豊富

 

大規模な買取業者はさまざまな買取品目を取り扱っていることが多く、お酒に特化している業者は多くありません。

 

そのため、買取業者によって得意とする品物が異なります。

 

竹鶴の本来の価値を正確に見極めてもらうためには、お酒の買取を得意とした買取業者に査定を依頼したいところです。

 

気になる買取業者があったら、事前にホームページなどを見て、お酒の買取実績が豊富かどうかを確認しておくことをおすすめします。

 

手数料・キャンセル料が無料

 

買取業者によっては査定料やキャンセル料などの手数料がかかる場合があります。

 

せっかく価値の高い竹鶴を売っても、手数料が引かれてしまっては実際に受け取れる買取金額が減ってしまいます。

 

また、査定だけしてもらいたい場合に、手数料を取られてしまうと気軽に利用することができません。

 

買取業者に依頼する前に、査定やキャンセルの際に手数料が発生するかどうかを確認しておきましょう。

 

竹鶴12年を高く売るコツ

 

竹鶴12年を売る際に、できるだけ高く売るために行うといいことを紹介します。

 

未開封で付属品が揃っている状態

 

一度開封してしまうと価値が下がってしまいます。

 

開封済みのお酒は買取できないケースが多いため、売却予定のあるお酒は、開封せずに保管しておきましょう。

 

また、箱や説明書などの付属品が付いている場合は、付属品があるかないかで買取価格が変わることがあるため保管しておきましょう。

 

特に希少性の高いお酒や限定品には、付属品が付いていることが多く、付属品がすべて揃っていると高額買取が期待できます。

 

売却前に綺麗にしておく

 

綺麗なものの方が買取価格がアップします。

 

売る前に瓶やホコリを払い、汚れを拭いておいたりなど、簡単にクリーニングしておきましょう。

 

しかし、やりすぎると傷が付いてしまうこともあるので、ほどほどにできる範囲で綺麗にするのがベストです。

 

適切な保管方法で保管する

 

お酒は温度や湿度によって味や風味が変わるため、そのお酒に合った適切な保管方法で保管しておく必要があります。

 

商品の状態は買取価格に大きく影響するため、保管方法を気にしたことがなかったという人はお酒の管理方法を見直しましょう。

 

まとめて売る

 

買取に出すお酒を複数所持している場合は、まとめて売る方が買取価格が上がる可能性が高くなります。

 

写真を加工したりしない

 

写真査定の際、綺麗に見せるために写真をアプリで加工したりする人がいますが、それはよくありません。

 

写真が綺麗でも、実物と違うと最終的な買取価格が下がってしまいます。

 

あくまでもありのままの状態がわかる写真を送るようにしましょう。

 

買取価格の理由を説明してもらう

 

買取価格が相場より低いなど納得のいかない場合は、その買取価格になった理由を説明してもらいましょう。

 

傷の状態による減額などが明確であったり、商品の相場の話をしっかりしてくれる査定士を選ぶことも大切です。

 

複数の業者と比較する

 

竹鶴12年を売るときは2社以上の業者に見積もりを取りましょう。

 

査定結果を比較し、最も高く買い取ってくれる業者を選ぶようにします。

 

ウイスキーなどの酒類は専門性が高く、製造年数、在庫状況、品質など、多くの要素を適切に見なければ竹鶴12年の本来の買取相場はわかりません。

 

相場がわからなければ、本来はもっと高く売れたはずなのに、損をしてしまうケースもあります。

 

特定の銘柄の買取に強い業者、まとめ売りに強い業者など、業者によって得意とするジャンルがあります。

 

また、キャンペーンの内容や期間限定で買取率をアップしているなど、お得な情報がないかも調べてみるとよいでしょう。

 

まとめ

 

竹鶴12年は、ISCやWWAなど国際的なコンペティションで数々の賞を受賞しており、国内外で人気が高まっています。

 

しかし、原酒不足により2014年に終売となり今では希少な銘柄となっています。

 

竹鶴12年は、現在でも市場人気の高い銘柄ですが、買取相場は少し下落気味ですので、この機会に売却されるというのも良い判断かと思います。

 

高く売るためには、相場を知ることや保存状態など、いくつかのポイントを押さえておかなければなりません。

 

さらに重要なのは、竹鶴12年の価値を正しく評価できる業者へ売却することです。

 

また、竹鶴12年で資産運用できることはご存知ですか?

 

Wgainではウイスキーを買い取るのではなく、価値のあるヴィンテージウイスキーで資産運用ができる日本初のプラットフォームを運営しています。

 

お客様が所持しているウイスキーもしくは当社が出品するウイスキーの所有権を購入していただき、売却することで資産運用ができます。

 

ぜひウイスキーがお好きな方、資産運用に興味がある方はご検討ください。